インディアナは今、東の首位を走っている。 ウェストの強豪5チーム(サクラメント、LA サンアントニオ、ダラス、ミネソタ)よりも いい成績を収めており、彼らにウェストにも 勝つチャンスがあるように思える。 時期尚早ではあるが。 事実をみてみよう。 1 カーライルは今現在ベストコーチの一人といっても 過言でない。 まぐれで第8シードに入れそうだったデトロイトを 50試合以上勝てるチームに変身させた。 カーライルはたいした活躍もしていなかった彼のチーム のスタックハウス、リチャードハミルトン、ベンウォレス らに守備の哲学を植え付け、チームプレーによる我慢という ものを教えた。 人々は口々にこういっていた。 「デトロイトに才能がある選手がいるなんて想像できた だろうか」 あなたも同じだろう。 2 インディアナのサブ陣はリーグ全体でもっとも才能が あるタレントが多い。 一人だけの脅威ではない。 クローシェア、ハリントン、フォスター、ジョンソン、 Fジョーンズ、ブリュワー。 しかし全員自分の役割を理解し、チームの勝利に貢献 している。 たとえばブリュワー。 先日までほとんど出場してなかった。 しかし彼はサクラメント戦で突然28分8点3アシスト 2スティールを決めた。 勝つことはできなかったが、ボビー・ジャクソンを 封じてみせた。 3 ジャーメイン・オニール 今もっともイーストで支配的なプレーヤーである。 オニールは日々試合を支配している。 ゾーンを使おうが、マンツーマンでプレッシャーを かけようが、お構い無しである。 かつては馬鹿げた動きやアンセルフィッシュなプレー もしていたのに・・ 両方の手でベイビーフックができ、鋭いスピンムーブ なども披露できる。 結果を出せる監督。 勝利を求めるベンチメンバー。。 そしてカンファレンス1の選手。 インディアナこそが支配的なウェストに対抗しうる チームとして期待される。