○ジョーンズ、ダンクコンテスト初V バスケットボールファンのほとんどが土曜日の夜まで フレッド・ジョーンズという名前を知らなかったであろう。 ジョーンズは土曜日のスラムダンクコンテストにおいて、 4選手の中でもっとも無名な選手ではあったが、優勝した。 ジョーンズは2度のダンクのうち、一度50点をはじき出し、 史上初の3連覇がかかったジェイソン・リチャードソンを 沈めた。 ☆ジョーンズ 「勝つためにここに来たんだ」 「正直内容には納得いかないんだけど、勝てたことに感謝 したい」 ジョーンズは最後に元AAUでのチームメート、ブランダン・ ブルックスが観客席から投げ入れたボールを2ハンドダンク するという想像もつかないようなダンクを試みたが、思うよう なボールコントロールを得ることができず、失敗におわった。 しかしそれでもライバルのリチャードソンは、マジック・ ジョンソンの計らいで再度チャンスをもらったが、結局 失敗を重ね、ジョーンズが勝利を奪った。 観客はジョーンズの満点ダンクの評価にブーイングを飛ば していた。 オニール、アーテストはそのことに不満を示した。 ☆オニール 「一瞬ボイコットしてやろうかと思ったよ」 ☆アーテスト 「今年インディアナの選手が沢山オールスターに選ばれて いる」 「ねたんでいるのかな?(笑)」 「だからジョーンズには勝たせたくなかったみたいだけどね」 観客席からのパスを受けてのダンクは、その友人、ブルッ クスの提案だったらしい。 ☆ジョーンズ 「金になる提案をしてくれたよ」 「上手くいかなかったけどね」 「ブルックスはかつて何度も俺にパスを出してくれて いたんだから、いいパス出してくれなくちゃね(笑)」 ブルックスは、出場に乗り気でなかったジョーンズに 出場をそくした一人である。 来年は出場をそくす必要もなさそうである。 ☆ジョーンズ 「出られればいいね」 「家族、友達に楽しいひと時を提供できたよ」 「みんなにこの優勝を感謝したい」