○静かに完璧な位置へ インディアナはこのまま静かにトップシードを勝ち取り、 ホームコートアドバンテージをとりたいであろう。 他のチームにも取りこぼしなく、苦手意識なくいければ さらにいい。 一年前、彼らはニューバッドボーイズの異名を持ち、 前に突き進んでいっていた、、、しかし同様に急激に 墜落していった。 特に雑音もなく、チーム内にも混乱もなかった。 アーテストがめちゃくちゃやった訳でもないが。 今回、彼らはレーダーにひっかかり、墜落しなそうだ。 ☆カーライル 「選手に感謝しているよ」 「多くの人々が、インディアナがイーストの首位にいる なんて創造しなかっただろう」 「Bミラー、マーサーを放出したしね」 「みんなが多くの素晴らしいことをしてくれた」 「他方で、みんなプレーオフで勝たなければ、そのシー ズンはよくないシーズンになってしまうことを理解して いる」 「だからプレーオフでの成功かどうかが重要になる」 それは失敗の過去2シーズンを踏まえれば当然である。 しかし、とはいうものの、シーズンの3分の2を終えた 時点で確認できることもある。 現在、ミネソタと同数の43勝、サクラメントより1勝 多く、サンアントニオやダラス、そしてレイカースよりも 勝利数が多いなんて誰が想像しただろうか。 私ですら時々NBAの順位表を見て、デトロイトや ニュージャージー、そして他のチームよりを退けて 首位にいるのを見ると、もう一度見返してしまう。 ひょっとすると、インディアナはフランチャイズレコード の55勝を上回るのではないだろうか? ただインディアナには支配的なセンタープレーヤーが いない。 ビックネームのPGもいない。 プリモズ・ブレゼッチは将来期待できるとは思っているが。 しかしインディアナには、アーテストが抜けた穴をハリン トンが埋め、さらに先日の試合ではフレッド・ジョーンズ を中心にベンチも活躍している。 43勝16敗。 カーライルと彼のスタッフの功績なのかもしれない。 オニールとアーテストの際立った活躍のおかげなの かもしれない。 今シーズン、非常に成長した選手達のおかげなのかも しれない。 多くの勝利を得ているにも係わらず、まだ他のチームに とっておびえるような存在ではない。 ニュージャージーはコーチを変え、上昇中であり、デト ロイトはラシード・ウォレスを加えた。 おそらくまだ3年連続ファーストラウンド敗退だって ありえるし、ファイナル優勝もありえる。 この数週間でニューオーリンズに2度負けている。 同様にフレーオフの歴史の中で、いつもいいところで やられてしまうチームがある。 インディアナポリスコルツである。 正気でない意見かもしれないが、アーテストの怪我は 結果的にこのチームに最高の出来事になるかもしれない。 アーテストは少ない疲労でプレーオフに戻ってこられる からだ。 さらにジョナサン・ベンダーにチャンスが与えられること。 そして彼はこのチャンスを生かし、貢献できることを示して くれた。 43勝16敗。 他のチームをまだおびえさせることはできていない。 しかしそのうち。