○アーテスト、受賞 ロン・アーテストがNBAディフェンシブプレーヤーオブザ イヤーに選ばれた。 デトロイトのベン・ウォレス、ダラスのラトリフを抑えての 獲得である しかしトロフィー授与式は一時またなくてはならないだろう。 アーテストはプレーオフ第一戦にオニールとハンターが喧嘩に なりそうなのを見て、止めようと、リザーブだったのにも関わ らず、コートの中に入ってしまい、1試合のサスペンションを受けた。 NBAの副社長は、リザーブ選手がベンチを離れて、コートに 出てはいけないというルールを今回のケースにおいて、厳しく 解釈し、アーテストをサスペンションにすることにした。 ☆ジャクソン 「言葉通りにとった」 「今回のケースでは、アーテストはコートに明らかに入った」 ニュージャージーのジェファーソンも同様の行動を第1戦に起こしたが、 アーテストほどコートに入っていないということで不問にふされた。 ジャクソンの決定はESPNのティム・レグラーには、「明らかに狂った 判断であり、プレーオフという状況も判断すべきである」とコメントした。 ☆レグラー 「常識で判断すべきことである」 「明らかにばかげた決定である」 しかしながら、アーテストはその決定を受け入れた。 ☆アーテスト 「従わなくてはいけないルールってものがある」 「これも経験さ」 アーテストは最速で29日にトロフィーをもらえる予定である。 ボストンとの第5戦である。 しかしスウィープした場合はセカンドラウンドの初戦になる予定である。 ☆アーテスト 「このチームはディフェンシブチームオブザイヤーを獲得したといっても いいと思う」 「デトロイトもここ最近26試合で20勝と勝ちあがったが、ウチは決して 差を縮められていない」 「去年デトロイトが首位だったが故に、ベン・ウォレスが獲得したが、今年は ウチが首位だったが故に俺がこの賞をもらうことができたと思う」 「これはチームのおかげでもある」 「他の全ての選手達も試合に出て一生懸命やっているんだろうけど、この俺は 長年、一生懸命、相手選手を封じてきたと思っている」 「やっとそのことに記者たちも気づき始めてくれたのかな?」 ☆バード 「私には関係ない賞だったなぁ(笑)」 「彼はルーズボールとかボールへの執着心があると思う」 「そして相手にやりたいようにさせないポジション取りができる」 「20年前に彼がいたら、私もシュートを打たせてもらえなく、逆に彼には30点 近く取られているだろう」 ☆カーライル 「SFとしては、ジョーダンやピペンといった選手と並ぶ優れたディフェンダー だと思う」 「アーテストは守備だけでなく、攻撃力もある攻守に優れた選手なんだ」 ☆ミラー 「すばやく、そして力強く、そして予測力がある」 「その3点でトップの位置にいると思う」 「デュマースやマイケル・クーパーが過去の優れたディフェンダーだと思うが、 アーテストは彼らをはるかに上回る力がある」 「あの体で、あのスピードがあれば、マッチアップされる方は大変さ」