○インディアナのやり方は汚い? インディアナとサンアントニオが次のシーズン前に 対決するとすれば、両チームがファイナルに進んだ ときである。 しかしながら、メンタル面での攻撃はサンアントニオ のポポビッチにより始まった。 サンアントニオラジオショーで、ポポビッチは ディフェンシブプレーヤーオブザイヤーのアーテスト について、非難した。 ポポビッチはアーテストについて、ブルース・ボーエン ほどではないとコメントした。 ☆ポポビッチ 「ブルースは他のチームのあらゆる選手を毎日止めて きた」 「アーテストはそうではない」 「そうしていたように見えるが、すぐに試合からひっこ んでしまう」 「けっしてディフェンシブプレーヤーオブザイヤーの 器ではない」 ポポビッチはさらに続け、チームについても批判した。 特にカーライルのアーテストが1試合平均9,4本 しかシュートを打たせず、8,1点しか獲得していない データを公表したことについて批判した。 ☆ポポビッチ 「ナンセンスの塊である」 「結局のところ、インディアナによって示された全く 確証のないデータである」 「メディアはそれに影響された訳である」 「それは驚きである」 「他のチームのコーチ達は、アーテストがそういう 選手であるかどうか理解しているとおもうけどね」 ☆カーライル 「彼には彼の選手に強いこだわりがあるのだろうし、 私もまたしかりである」 「コーチ達の投票が大きな意味を占める投票の中で ロンが明らかにより多くの票を得られたんだろう」 アーテストはNBAディフェンシブファーストチーム の投票でもベンウォレスよりも6票、ボーエンよりも 8票多く獲得し、総計ポイントで54点を獲得した。 ウォレスは48点、ボーエンは41点だった。 アーテストはボーエンに関して、リーグのベストディ フェンダーの1人であると賞賛する。 ☆アーテスト 「もし俺のチームにボーエンと同じぐらい優れたディ フェンダーがいれば、俺はオフェンスだけやって、得 点もバンバンとってNBAファーストチームに選ばれ ているだろうし、MVPにもなれるんじゃないかな」 「チームにいればありがたい選手だよ」 「リーグの他の選手に聞いてみてみればいいんじゃない かな」 「ボーエンは素晴らしいディフェンシブプレーヤーだ けど、俺は攻守に渡ってちゃんとやっているつもりだ」 「タイトルを取れてうれしいし、自分がこの賞に値する 選手だと思っている」 「それだけちゃんとプレーしてきたつもりだよ」 もし納得がいかないのであれば、アーテストはボーエン とどちらが優れたディフェンダーかを示す対決をしても いいという。 ☆アーテスト 「ワンオンワンをやってもいいね」 「それで示してもいいよ」 アーテストはポポビッチと会話した訳ではないが、ポポ ビッチのやり方が好きではないと話す。 ☆アーテスト 「彼がやるべきことはインディアナのオフィスに私の 電話番号を聞き、俺と話し合いをすべきなんじゃない かな」 「そうすれば、記者からそんな質問を受けなくていい んだからさ」 「紙上でやりあうほどのことでもないんじゃないかな」 アル・ハリントンはこういう。 ☆ハリントン 「ポポビッチはもっとレベルの高い人間だと信じて いたんだけどね」 「もし自分のチームの選手がいい選手だと感じるならば それはそれでいいと思う」 「でも、アーテストを非難すべきでないよね」 「インディアナのみんなもそうだし、他のみんなも 誰がこの賞にふさわしいか理解していると思うよ」