○レジー、久々の大活躍 「かつてのレジーミラーがコンセコフィールドハウスに 現れた」 彼はこれをどれぐらい見せてくれるのだろうか。 彼はおっかけてくる他の選手達を尻目に冷酷な3Pを 決めてくる・・・。 ☆カーライル 「レジーはまだタンクにたくさん3Pをしまっているよ」 インディアナはマイアミとの第2試合を落としかね なかった。 フォスターが怪我で消え、オニールはシュートが 入らず、ペイント内を支配できなかった。 しかしレジーがいた。 1995年の彼か、いや1998年の彼かもしれない。 とにかくレジーが戻ってきた。 チームが必要とする得点を彼が稼いだ。 ☆クローシェア 「見てる方は楽しかった」 「今はジャーメインやアルやロンにボールが回るが、 レジーはきっと「俺に回せば決めてやるよって思って いるはずさ」 シリーズ前の一般的な評価は、ウェイドとジョーンズの 若いガード陣にティンズリーとミラーが圧倒されると いう予想が多かった。 しかしそれは正しくない評価だった。 レギュラーシーズンは平均9.8点。 最高得点は11月15日のニックス戦の31点。 かつては、いつもレジーのことばかりメディアは報道 していた。 いまはそうではなくなりつつある。 いま大抵ある話は2000年以来若いチームメートを成長させる ために、彼がどうやって道を譲ったかという話や、若い選手達が レジーにリングを取らせてあげたいという話である。 感傷的な話がほとんどであったが、明らかにレジーの価値がさがって いるような内容が多かった。 彼はもはやインディアナにおいて、ここ一番で必要な選手でなくなった のであろうか。 みんなその答えを見つけ出せないでいた。 土曜日の夜まで。 マイアミのHCスタン・バンガンディーは土曜日のゲームについてこう 答えた。 "The game was Reggie Miller" 「レジーのゲームだった」 レジーはまだチームを引っ張る必要があることを示した。 ☆オニール 「色々な人がレジーについて色々なことをいう」 「でも、一ついえることは彼はまだインディアナのリーダであるという ことさ」 なんともいえないが、NBAにおいて今、インディアナはもっとも素晴らしい バスケットを展開しているように思える。 ウェストのファンの多くがデトロイトのファイナル進出を予想しているが、 今のインディアナは勝つだけでなく、優れたプレーをしている。 興奮するようなゲームであるというよりは、より勝利に近いプレーをしている。 今日の試合はなにか懐かしい試合であり、記憶に残しておきたい試合だったと いえる。