○嵐の前の静けさ インディアナは29位でデビット・ハリソンを獲得した。 それだけ? ラリー、リック! それだけなのかい? それだけじゃないよね。 それはインディアナにとってなにも変わっていない。 まだインディアナが変わるために多くのチャンスがある。 マグレイディーのことも含めて。 ☆カーライル 「7月に起こることに注目しているよ」 「より自分たちの立場を強くするために、今は待つよ」 確かに。 61勝したチームを解体する理由はないが、彼らはここ2、3週間の間に 動くはずである。 ☆バード 「7月にはFAやトレードが行われる」 「いろいろな状況を見て、チームがよりよくなるよう皆考えている」 ここにインディアナがドラフトの夜に動かなかった理由があるのだろう。 なにもしなかったことで、今後になにかを起こす機会を与えた。 マグレイディーはまだ市場に残っている。 ヒューストンが合意に達しそうになったが、フランシスがオーランド行きに 不平をもらした。 その後、フェニックスとも話がまとまりそうになったが、結局フェニックスは シカゴとトレードを行った。 バードは木曜日の夜、インディアナはマグレイディーにとって2番目の選択肢 であるようだと話した。 それは決して小さなことではない。 ☆バード 「我々はまだ話している」 「マグレイディーは非常に興味深い選手である」 「ヒューストンがもしもダメなら、私たちは待たずに伺いにいくつもりだ」 今、正直マグレイディーとの話がまとまるとはいえないだろう。 しかし、まだ土俵にいる。 インディアナは結局アル・ハリントンを移籍させていない。 まだ他のトレードで彼を放出可能性もある。 ☆カーライル 「我々がここ数日で感じたことは、アルには非常に大きな価値がある ということだ」 「電話がバンバン鳴っていたからね」 いうまでもなく、インディアナのSFの1人はロースターから外れて いるだろう。 それがアル・ハリントンである可能性は高いが、ロン・アーテストも 決してアンタッチャブルではない。 アンタッチャブルなのはジャーメインだけである。 正直、ドラフトの夜はがっかりだった。 期待していただけに・・・ ここ何週間もいろいろな大きな話があった。 クリーブランドがルーク・ジャクソンを獲得したとき、それは形式的な 指名に思えた。 デヴィット・スターンが「トレードの報告がある」といったのだから なおさらである。 時がすぎ、さらに過ぎ、そしてインディアナ時間の9時14分にスターンは 大きな発表をまたした。 インディアナ29位指名、コロラド大学デヴィット・ハリソン。 やったー・・・ インディアナはただプリモズ・ブレゼッチの代わりを手に入れただけ だった。 しかしただパレードが延期されただけだと言っておこう。 ドラフトの夜はつまらない映画だった。 しかしこの夏は面白くなるはずである。 それまでなにもいわないでおこう。