○2巡目選手の厳しい道のり デヴィット・ハリソンの練習への熱心さが戻るかどうかが 今回のドラフトの一番の注目点である。 しかし2巡目最終ピックのジョージア大学の最上級生PG ラシャド・ライトはその心配はない。 ☆カーライル 「彼の競争心の強さはトップクラスだよ」 「彼はトップレベルのサウスイーストカンファレンスのディフェンシブ プレイヤーオブイヤーになったことがそれを示しているよ」 ハリソンとライトがプロとして最初に大きな違いをみせるのは、金銭面 であろう。 ハリソンは3年保証の2、2ミリオンの提示を受けることになるだろう。 一方のライトは・・・ ライトは来月のミニキャンプ以後にチームに残っているかどうかも不明 である。 即解雇を言い渡されれば、なにも得られずに帰宅することになるだろう。 ☆デヴィット・リー(ライトのエージェント) 「きっと本契約を得られるはずだ」 「すぐにわかるはずさ」 「まぁ見ててよ」 インディアナの2巡目下位ピックで残ったのはAデイビス、ケニー・ ウィリアムズ、ジャミソン・ブリュワー、ジェームス・ジョーンズ といったところである。 しかし彼らは例外だ。 多くのNBAチームは2巡目選手をトレーニングキャンプが始まる 前にバッサリカットしていく。 去年はJジョーンズを含めて13人がNBAのロースターに残った。 ジョーンズはプレーオフのロースターからは外れたが、彼のやる気と シュートストロークについては評価が高い。 ライトはプレドラフトワークアウトで彼の闘争心の高さをインディ アナにみせつけた。 ☆バード 「いいピックだと思うよ」 「シカゴで彼を見たときに彼に興味を抱いた」 「メル・ダニエルもこういっている」 「才能を持った選手である」 「彼は面白いとね」 しかしライトを獲得したことで。ブリュワーの契約を破棄する つもりはさらさらない。 ☆バード 「ブリュワーはチームのロースターに切って入るだけの貢献を みせている」 「誰か他の選手が加入したのならば、彼よりもやれることを 示してくれることが必要である」 ☆リー 「メル・ダニエルズは才能を見る目がある」 「サンアントニオのスカウトさんは私にラシャドがドラフト されるのは厳しすぎるといっていたけどね」 「ラシャドはワークアウトで3回やれる機会があった」 「ラシャドはティルファー(13位の高校生)を学校に戻そうと していたよ」 「ラシャドはネルソン(20位)とも6度ばかりやったかな」 「ネルソンにプレーさせなかったほどさ」 「なんでこんな順位なのか疑問さ」 「インディアナは素晴らしい選手を得たのさ」 「彼はチームに長い間貢献してくれると思うよ」