○批判が間違っていることを証明する時だ デヴィット・ハリソンのやる気やプレー態度に 疑問は増え続ける運命だったように見える。 しかしそれを知らなかった人間にとって、その話 の答えを見つけ出すのは容易であろう。 カーライルは、ハリソンのドラフトの夜の「批判が間違い であることを証明する」「私は新人王を取り、オールスタ ーに選ばれるんだ」といったコメント等を印刷し、それを ハリソンのロッカーのところに貼り付ける計画があるといった。 ☆カーライル 「彼は多くの記録を達成されなければならない」 「チームはそれを彼に思い出させ続ける必要が ある」 ハリソンはその疑問の出所を推測できる。 ☆ハリソン 「色々な理由で俺はいつも眠そうに見えるらしい」 「コートでプレーしている俺をみて、人々はこう いうんだ、彼は疲れているとね」 今日の指名会見においても彼は静かというよりも ほとんど眠そうに見えた。 カーライルとバードの間に座り、ベージュのスーツ で、インディアナの帽子をかぶり、やや当惑してい るようにも見えた。 バードの隣にいることについて聞かれ、 ☆ハリソン 「まだどきどきしているよ」 ハリソンはNFLのDLとして10年間プレーし、 1度プロボウル(オールスター)でもプレーしてい るデニス・ハリソンと、優秀な成績で学校を卒業 したイーダの下で10人の子供のうちの1人として 裕福な家庭で育った。 私立学校通っていたデヴィットは母親に高校2年時 に大学を卒業することを約束した。 まだ彼は大学に通い続ける計画があるが、ドラフトを 意識するようになった1年生が終わった後に授業にい かずに練習をするようになっていた。 ハリソンはロサンゼルスでパーソナルトレーナー、 ジム・ブリュワー(元選手)と12時間近く練習を し、コンディショニング、ポストでの動きを練習 しているという。 ブリュワーの仕事は彼のゴール下での動き、そして ハリソンの固い動きを修正することであった。 ☆ハリソン 「酔った機械のようなプレーをしたいんだ」 しかし彼は技巧選手になりたい訳ではない。 彼はフットボールが一番好きだった。 ☆ハリソン 「ただ相手をつぶせばよかったからね」 「しかもそれが正当だし、退場にならないからね」 しかしハリソンはだんだんとフットボールから 離れていった。 高校1年目になる前にすでに6−9になっていた。 彼の父はバスケに専念するようにハリソンに諭した。 しかしNBAでさえ、ハリソンは大きな存在である。 イーストで彼と同等の体格なのはエディー・カリー (シカゴ)ぐらいだろう。 過去のインディアナにも2人ぐらいしかその大きさを 持った選手はいない。 ☆カーライル 「デヴィットのような選手はいなかった」 「彼のようにサイズと強さを兼ね備えた選手はね」 カーライルはすぐにでもハリソンをテストしたい 意向をもっている。 ニュースカンファレンスの後にちょっとした練習を 課してみたいという。 ハリソンは水曜日に自宅に戻り、またすぐ12日 にルーキーFAキャンプに参加する。 そのときに彼のコメントの証明ができるかもしれない。