○インディアナはトレードの道を歩みそうだ。 61勝をあげ、2人のスターターの怪我にも関わら ず、カンファレンスファイナルに進み、若手の層も 厚い。 そうやって考えると、FA市場に出る必要はある のだろうか? さほど必要ではないだろう。 ただディフェンシブな選手よりも攻撃的な 選手が必要になる。 ☆ウォルシュ 「今年は今までのインディアナの悩みと異なる ものである」 「我々は今まであるものを上手く守りつつ、 さらになにかを加える必要がある」 インディアナは今11選手を契約下に持っている。 そしてハリソン、ライトの2人のドラフト選手、 そしてジョンソンとブリュワーの2人のFA選手と 再契約を結ぶ予定である。 インディアナは他のチーム以上にチームのロースター をよりよくするのが難しい立場にいるといえるだろう。 しかしFA市場には多くの大物選手が介在している。 コービーブライアント、そしてエリック・ダンピアー ラシード・ウォレス、デレク・フィッシャー、ブレント ・バリー、マーク・ブラウント、ステファン・ジャクソン・・・。 ケニヨン・マーチン、ジャマール・クロフォード、 カルロス・ブザー、マヌ・ジノビリ、ヘド・ターコルー、 マーカス・ダニエルズ、モーリス・ピーターソン カルロス・アロヨ・・・。 ただインディアナのサラリーは去年のサラリー キャップ枠ギリギリレベルにある。 使えるとしたらベテラン枠の1ミリオンか、 5ミリオンのミドル枠ぐらいである。 それゆえにインディアナはトレードをするケース の方が確率が高いだろう。 チームには多くの優秀な選手がいる。 シャキール・オニールは今レイカースで売り出し中 であり、ロスの自宅も売り払った。 ヴィンス・カーターはトレードを求めていると トロント紙でいわれている。 レイ・アレンはシアトルとの契約交渉が決裂して FAになっている。 インディアナはシャックを獲得する可能性を探求 するであろう。 7フィート340ポンド、NBAでもっとも価値 ある選手かもしれない。 ただ32歳になっており、もうピークは過ぎている かもしれない。 しかしながら、もしシャックがインディアナに 興味を示すのであれば、その方策を見つけ出す 必要があるかもしれない。 シャックは残り2年で58ミリオンの契約を 残しており、さらに契約延長を求めている。 ☆ウォルシュ 「わからないよ」 「インディアナに興味があるという話も聞いて いるけど、もっと暖かいとこでやりたいという 話も聞いている」 もしオニールが興味を持っているのであれば、 チームも当然興味がある。 ☆バード 「(シャック獲得は)素敵なことさ」 「NBAでもっとも支配的な選手であるしね」 「ただ年俸がね・・・高すぎるよ」 それはさておき、インディアナの最も狙う選手は 外からのシュート力を持った選手である。 さらに活躍できるPG、そして大きな選手。 ハリソンは来週3年契約を結ぶだろう。 ライトは保証なし契約を結ぶだろう。 両選手ともインディアナでワークアウトを行い、 ソルトレークでのサマーリーグに参加する。 両選手の最初の印象が7月14日解禁の契約市場への 動きに大きな影響を与える可能性もある。