○えり好みするインディアナ インディアナには1年前ステファン・ジャクソンに 支払うだけのお金がなく、彼は結局アトランタと 過小評価な契約を結ぶことになった。 彼は今年よりよいタイミング、そして金額での 契約を望んでいる。 ☆ジャクソン 「そうなるといいよね」 「インディアナはすでに支配的なチームである」 「チームが勝つのを助けることができるもう一つ のピースになることができると思うんだ」 NBAにはほかにも数人の有望な選手がいるが、 インディアナはよりインディアナに好感を持つ ジャクソンのような選手との契約を今月に行う 可能性が高いだろう。 ジャクソンはまもなく始まるFA市場において、 インディアナが興味を示している選手である。 ほかの主なターゲットは無制限FAのエリック・ ダンピアー(ゴールデンステイト)、ブレント・ バリー(シアトル)、デレク・フィッシャー(LA L)マーク・ブラウント(ボストン)らである。 6−8のスィングマンであるジャクソンは昨年 アトランタでチームハイの平均18,1ポイント をあげ、チームに勢いと外からの得点力を加え られる存在である。 ダンピアーは6−11のセンターで、チームの フロントコートに大きさとリバウンド力を 加えられる選手である。 バリーとフィッシャーは両ガードをこなせ、 チームに経験、バランス、得点力を加えられる。 ブラントは4年目のシーズンで花開き、ダンピアー の次に注目されているセンターである。 PGキーヨン・ドゥーリング(LAC)、カルロス ・アローヨ(ユタ)、Cアドナル・フォイル(GS)、 Fブライアン・カーディナル(GS)も興味深い選手 である。 フォイルとカーディナルは無制限FAであり、 ドゥーリングとアローヨは所属チームがより よいオファーを出せば流出を防げる制限付FA である。 インディアナは現在キャップオーバーしており、 チームには1,6ミリオンと5,1ミリオンの 除外枠を持っているだけである。 ウォルシュは5、1ミリオンの除外枠を使いたい といっているが、彼はそれよりもむしろサイン アンドトレードによる高額サラリー選手の獲得 に働きかけをしている。 ジャクソンとダンピアーはインディアナが早々から 興味を持っていた選手であるが、両選手には様々な 選択肢がある。 ジャクソンはインディアナ、アトランタ、サンアントニオを 主な候補としてあげている。 アトランタは先週のドラフトで似たような選手を 3人獲得し、ジャクソンは「アトランタは自分と の契約にもはや興味がないようだ」とコメントし、 GMビリー・ナイトがその考えを否定した。 ジャクソンは03年にサンアントニオの優勝に おいて、プレーオフで平均12、8点をあげて 貢献している。 アトランタのリーディングスコアラーであり、 ワシントン戦ではキャリアハイの42得点を あげた。 ジャクソンはインディアナのACマイク・ブラウンと 密接な関係がある。 マイク・ブラウンが2シーズンサンアントニオで ACをやっていたときに一緒に働いている。 ☆ジャクソン 「ブラウンは俺の成功の大きな要因だよ」 「彼はどのようにやって、どうやれば上手くいくか 教えてくれた」 ジャクソンは昨年の9月にカーライルとブラウン と夕食を共にしている。 そしてウォルシュ、バードとも会った。 インディアナは既に15選手と契約を結んでおり、 ジャクソンは2年2,1ミリオンで、2年目に プレイヤーオプションがついた契約を結び、 今年再度FAになった。 ☆ジャクソン 「素晴らしい会合だったよ」 「彼らは俺がどんなヤツでどれぐらいハングリー なのか確かめる機会を得てくれた」 ブラウンACはすでにサンアントニオで彼のことを 理解していた。 ジャクソンは情緒的に不安定になることもあったが、 ブラウンは彼のことをエネルギッシュで、周りに 力を与えられる選手であるという。 ☆ブラウンAC 「彼はどんなチームでも助けることができる」 「最高レベルのやる気を持った選手である」 「勝利に貪欲だし、インディアナにフィットする 選手であると思うよ」 ダンピアーはクリス・マリンと1997年にト レードされた。 彼が2年目のシーズンの時である。 ダンピアーはインディアナへの復帰を望むコメント をしていたが、いまや彼は多くのチームが獲得を 望むセンターになっている。 デンバー、アトランタ、サンアントニオ、LAC あたりが彼の8,1ミリオンからさらにあがるで あろう年俸にオファーを出せるチームである。 ダンピアーを獲得するとすれば、サインアンド トレードしかインディアナにはない。 ダンピアーはコメントしていないが、どうやら メンフィスに興味があるといわれている。 自宅のあるミズーリ州に最も近く、そして昨年 プレーオフを見にいった際に多くの選手から 誘いを受けている。 ジャーメインオニールもダンピアーを誘惑して いる。 そしてダンピアーも興味を持っているかもしれない。 ☆エド・ジョーンズ(ビジネスマネージャー) 「ダンピアーはインディアナに戻りたいといつも いっていたよ」 「なにせもともと出たくなかったみたいだしね」