○レッカーは地元インディアナでNBAキャリア を求めている いま、バスケットボール界がシャックのマイアミ 行きで騒がしい中、ルーク・レッカーは1人、 地元であったチームに注目している。 インディアナペイサーズ。 レッカーはインディアナで今週から始まるルーキー、FAミニキャンプに参加する予定である。 彼はインディアナ州のオーバーンで育ち、インディアナ大学で2年プレーし、かつてインディアナポリススター紙のミスターバスケットにも選ばれた。 その彼の未来をインディアナペイサーズが握っている。 今週、インディアナのミニキャンプで活躍すること は、次週から始まるサマーリーグでの活躍のチャンスにも繋がる。 ☆レッカー 「いつも俺と俺のエージェントで色々なチームで 自分がそのチームに必要だと思うチームでポジションを探しつづけてきた」 「そしてもっともフィットするのはインディアナ だと感じ、インディアナにやってきたんだ」 「だからきっと上手くいくと期待している」 「ベストをつくしたい」 「だってインディアナに戻ってきたんだからね」 「興奮しているよ」 「自分が見て育ってきたチームに加入できる チャンスなんだからね」 レッカーは昨シーズン、海外でプレーしていた。 2年目のプロシーズンをイタリアのレセトでプレー した。 平均17、4得点。 しかしローマの地は妻以外の友人も家族いない 遠方であったが。 ☆レッカー 「妻と俺にとって異なる文化を経験できたことは 素晴らしかったと思う」 「ほとんど英語は通じなかったから、大変だったけどね」 「海外でプレーしたのは俺のキャリアにとってよいものであったと思うが、もう海外でプレーしたいと は思わない」 「NBAでやりたいんだ」 レッカーは2002年のドラフトの前に厳しい であろうと思われていた。 大学時代、インディアナ大学からアリゾナ大学に 移った直後に大きな交通事故にあい、アリゾナ 大学で1分もプレーすることなく、アイオワ大学 に移った。 4年次には膝を骨折し一分もプレーできることもなく、 時とともに彼の名前はNBAのスカウトから忘れ さられ、ドラフトされずに大学生活を終えた。 彼はすぐにマイアミのサマーリーグチームに参加 するが、トレーニングキャンプ中に即座にカットを 受け、1年目のシーズンはNBDLのアシュビルで プレーすることになる。 ☆アルフォード(アイオワ大学HC) 「彼はマイアミのチームに参加したかったが、 すぐそれは終わった」 「私は彼がNBAでプレーできると思っている」 「ルークは本当に頑張っているし、NBAに入る ために死にもの狂いに頑張っている」 「だから彼にはNBAに入って欲しいし、それに 値する選手だと思っている」 「彼には技術、シュート力、そして身体能力も ある」 「彼はNBAに入っていたはずなんだ」 国内のマイナーリーグ、そして海外リーグを経験し レッカーはNBAでプレーしたいことをより実感 した。 NBAに入れるまでどれくらいかかるかとかは 重要ではない。 ☆レッカー 「ちょうど26歳になった」 「NBA入りをずっとあきらめるつもりはない」 「プレーするのが大好きだからね」 「NBAに挑戦できるレベルにあることを感謝した い」 「そんなチャンスを得られない奴がたくさんいるんだしね」 「だからこういったチャンスを自分にとって当然の ことだとは思っていないよ」