○チャンスを生かせ! 技術的にはNBAレベルにはないが、ライトは NBAの手荒い歓迎を受けた。 今日初日のミニキャンプでライトはインサイドに 切れ込む際に床にたたきつけられ、左目の上を 3針縫う怪我を負った。 目を出血したライトはデヴィット・クレイグに よってトレーナー室に連れて行かれた。 ☆ライト 「こうなることは十分理解していたよ 「みんなよりフィジカルに、そして激しく当たってくる」 「でも、俺は十分やっていけるよ」 ライトは怪我で夜の練習は欠場したが、次の日には 戻ってくる予定である。 ライトは18人の中の1人であるが、ドラフト後の 練習でコーチにアピール済ではあるが・・。 ライトのジョージア大学時代のスタッツは目立つ ものではない。 平均14,3得点、2,9アシストが最終学年での 成績である。 しかしそれ以上に実質で貢献したことを示す賞を 獲得している。 彼は全試合でスターターを務め、サウスイースタン カンファレンスでディフェンシブプレイヤーオブ イヤーを獲得。 ドラフト前に多くのチームから興味を得ることが できていたが、当日はそうでなかった。 デトロイト、サクラメント、レイカース、マイアミ ニューヨーク、ボストン、サンアントニオ・・・ しかしどこのチームも彼をドラフトせず、最終 ピックまで彼は残った。 ☆ライト 「俺はいいワークアウトをやったと思ったんだけど ね」 「俺の考えとスカウトの考えは違ったみたいだね」 だいたい2巡目ピックになるぐらいなら、ドラフト されない方が選手達にとってよいといわれている。 彼らによりよい条件を出せるチームと契約できる からである。 しかしライトはどちらでもよいという。 彼はドラフトされたし、そしてPGを補強対象と するチームにドラフトされた。 ☆ライト 「俺と家族が望んでいたドラフトで俺の名前が 呼ばれるのを聞けたからね」 「一生懸命やったし、NBAでやれることが俺の 夢だったからさ」 インディアナは今1人のPGとしか契約していない ティンズリーが唯一の契約選手である。 アンソニー・ジョンソンと契約するかもしれないし、3年目の ジャミソン・ブリュワーとも契約する可能性がある。 ライトは速い段階でチームの信頼を得ている。 ドラフト後の3日間の練習と、ドラフト前の 練習でもそれを示している。 彼がチームに入れるかどうかはインディアナが ベテランPGと契約を結べるかどうか、そして 他のサマーリーグ参加者の能力にもよる。 ☆カーライル 「彼には好感を持っているよ」 「彼はいいものをもっている」 「しかし私たちは 多くの結論をこの10日間で 決めるつもりはない」