○レッカーは夢の実現を希望している。 レッカーは地元に戻ってきた。 それがずっとになるのか、それとも一時的になる のかはまだわからない。 1997年ディカルブ高校時代にインディアナ州 のミスターバスケットに選ばれた彼は、今、 インディアナでNBAの仕事を求める戦いを続けて いる。 ☆レッカー 「インディアナでプレーするという夢がかなった」 「多くの友人がここにいる」 「この州が好きだし、この州のことをよく知っているから、これ以上の環境はないよ」 「できればいいプレーをしてキャンプに呼ばれれ ばいいが、もしそうでなくとも、こういった機会 をもてたことに感謝したい」 レッカーは2年生としてインディアナ大学に入学し、カンファレンスの3rdチームに入り、今後の インディアナ大学の伝説の一員になるかと思われた。 しかしレッカーは突然アリゾナ大学に移籍する。 しかし自動車事故でプレーすることなく、アリゾナ 大学からアイオワ大学に移籍することになる。 4年次に17,1得点をあげるも、ドラフトされる ことはなかった。 その後すぐにマイアミのロースターに入るために がんばるが、トレーニングキャンプで即座に カットされ、NBDL、イタリアリーグでプレー した。 現在26歳で、インディアナの多くの選手よりも 年上である。 様々な経験を経てきたことはもちろんのこと、彼は ここ2年間怪我なく、プレーしたことが大きい。 ☆レッカー 「強くなったよ」 「マイナーリーグのバスケだと、毎日が忙しく、 そしてホテルなんて夢のまた夢さ」 「でも自分をより強くしていかなくちゃいけない」 「もし本当に目標を達成したいなら、戦っていか なくてはいけない」 レッカーの主な長所は外からのシュート力である。 インディアナが求めるものである。 アル・ハリントンとのトレードでステファン・ ジャクソンを加えることで、チームのSGの デプスはあがるが、まだ確かなものといえない。 ☆カーライル 「チャンスがあるかどうかは、ロースターが決まってみないとなんともいえないよ」 「まだ市場が開いたばかりだからね」 「重要なことは、レッカーがインディアナ州出身 だから召集されたのでなく、彼は優れた選手で あるから呼ばれたということさ」 「彼はNBAに入ってウチを助けられる可能性を 秘めた選手であると感じている」 レッカーのジャンプショットは彼の名刺みたいな ものだが、それだけではNBAで戦えない。 ☆カーライル 「ウチはディフェンスをベースにしている」 「だから彼の攻撃力と同様に守備面でやれる力を 示してほしい」 レッカーはジェームスジョーンズや今年のドラフト 選手ハリソン、ライトらとポジションを争うことになる。 さらにジャミソン・ブリュワーも加入する。 レッカーは少なくともユタでコーチやスカウトに インパクトを与えるチャンスを得られると信じて いる。 ☆レッカー 「私たちは多くのチームを見てきたし、どこで チャンスを得られるか考えてきたりした」 「今回のことは他のチームになにができるか 見せるチャンスだと思っている」 「まぁまだ戦いは始まったばかりだけどね」