○ブリュワーの時間を示すとき ジャミソン・ブリュワーは1年前インディアナ からのサマーリーグへの出場要請を断った。 ブリュワーはサマーリーグに参加することが自分に とってプラスだとは考えなかった。 保証契約があったがゆえに03−04シーズンの ロースターは安泰だった。 しかし、ブリュワーの今年の対応は違った。 インディアナからのオファーに対し、すぐに 参加を決めた。 契約が決まっていないこともあり、緊迫感を 持っている。 ブリュワーはインディアナに能力を示すチャンス である一方で、他のチームにもその能力を示す チャンスとしてとらえている。 ☆ブリュワー 「他のチームよりもインディアナのコーチ陣に 自分の力を示したいと思っているから、インデ ィアナでプレーすることにした」 「数人の人が俺の実力に疑問視しているのも理解 している」 「そういった人たちに俺の能力を示して、やれる ことを示してやりたい」 「今までもそうやって実力で示してきたからね」 ブリュワーはこの3年、いつも水際でインディアナ にとどまってきたが、期待を裏切っていた。 現在23歳、彼がローテーションに入る能力が あることはみんな感じているが。 ☆ブリュワー 「俺が魅せるときが来ていると思っている」 「みんなが俺を理解し、そして俺がどんな選手が わかるときが来ている」 ☆メル・ダニエルズ 「思うに、ジャミソンは示せる状態にあると 思っている」 「彼はまだ自分の力を疑問視している人々に 証明したいと感じているみたいだが、そうで あるならば、周りが思っている以上にいい選手で あることを実際に示すのが賢いやり方だろう」 ブリュワーはそれをユタでのサマーリーグで 示すチャンスを持っている。 サマーリーグのHC、マイク・ブラウンは ブリュワーの能力を当てにしている。 ☆ブラウン 「彼にとって重要な時だと思う」 「彼にチャンスを与えるだけでなく、実際に 上手くチームをまとめて欲しいと思っている」 「ブリュワーはテンポをコントロールし、周り を上手く動かし、いい形でパスを供給できる ようにしなくてはならない」 「レギュラーシーズンには追うことのない責任 というものを彼に要求される」 「それを乗り越えることで、彼は成熟していく だろう」 彼の身体能力の高さはみんなが認めている。 ☆ブラウン 「彼は身体能力があり、そして高さもある」 「守備もできるし、素早い」 「私たちが求めるのは彼がPGとして、 チームを上手くリードし、展開できることだけ である」 「NBAのPGであるならば、それができなくて はならないからね」 ブリュワーは「できる」とコメントする。 ☆ブリュワー 「コーチ陣には俺がコーチ陣に対して寄せている 信頼と同じぐらいの信頼をよせてほしい」 「俺はこのリーグでは信用が第一であるし、 信用してくれないとどうにもならない」 「信用によって活躍した選手は何人もいるからね」