○チャンスを得るために アダム・ハリントンは一般通念というものに 悩まされていた。 ノースカロライナ州で、大学1年からチームを ひっぱり史上初の1年でチームトップの得点を あげる活躍をしたにもかかわらず、彼はオーバ ーン大学へ移籍した。 チームスタイルが自分の好みと違ったからだ。 2年次にオーバーン大学にとどまらず、彼は 2002年のドラフトにアーリーエントリーした。 周りもそれを勧めていた。 しかし指名するチームはなかった。 サンアントニオがチームのトレーニングキャンプに 召集したが、彼はサマーリーグでプレーをしたか ったが故にインディアナのミニキャンプに参加し、 サマーリーグのロースターを掴んだ。 ☆アダム・ハリントン 「とにかくプレーしたかった」 「そしてエージェントがここを薦めてくれた」 「俺は誰にも負けたくない」 「とにかくプレーがしたいし、NBA選手であり つづけたい」 ハリントンは最初の2ゲーム、インディアナを 得点面でひっぱっていたが、ルーク・レッカーが 戻ってきてから、彼のプレータイムと得点は減った。 レッカーは初戦に膝を怪我したが、シャーロット 戦から復帰していた。 しかしハリントンはそんなことはまるで気にして いない。 彼は強い自信を持っている。 彼に好感を持たない人は彼のプライドの高さを 批判する。 彼はダラスのロースター入りを2002年に果たし、その後デンバーでプレーし、シーズンを終えた。 そのことは彼がNBAプレーヤーに値することを 示している。 ☆カーライル 「彼はいいものを持っている」 「身体能力、シュート力・・」 「今回のキャンプの中にロースターに加えたい 選手がいるのは確かである」 「そして彼らはウチかもしくは他のチームで プレーできるだろう」 ハリントンはいまだサンアントニオからオファーが あるが、彼はまだなにも決めていない。 ☆アダム・ハリントン 「俺は優れたコーチ、優れた選手がいる素晴らしい チームであるインディアナが好きなんだ」 「俺は彼らが保証契約を貰っていて、俺にチャンス がくる可能性が低いことを理解している」 「しかし優れた人間が自分をどのように見て、自分 のプレーをどのように見てくれるか確かめる機会 でもあると思っている」 ハリントンは昨年ワシントンで2度目のチャンスを 得たが、それは続かなかった。 中国で2ヶ月プレーした後、1月にNBDLの リバードラゴンズでプレー、3月にコーチ陣と もめて、解雇された。 今、彼は彼を求めている場所に行きたいと思って いる。 ☆アダム・ハリントン 「明らかにNBA関係者から俺のやり方は賢く ないといわれてきた」 「FAになり、ダラスに加入したとき、俺は厳しい 道をたどることになったといっていたほかのみんな に証明できて、救われた気持ちになった」 「俺はいいタイミングに出会えることを期待して いる」 「それは正しい人間に自分ができることを見てもら えることだけだと思っている」 ハリントンはそれが今回であることを望んでいる。