○状況は悪化しつづける ジャミソン・ブリュワーのサマーリーグでの成績は いうまでもなく、最低に近い。 本人も「信じられない」というような内容だった。 3年間の成長みせてくれることと、チームを機能 させてくれることを期待したが、ブリュワーは その両方を示すことができなかった。 ☆ブリュワー 「弁解するつもりはないけど、アレは俺のプレー じゃない」 「ただ上手くプレーできていないだけさ」 「リズムに乗れていないだけだ」 「自分のスタイルでボールをまわせていないような 気がする」 「とにかく全く上手くやれていないね」 それでもFAのPGは苦境に立たされている。 ブリュワーは7月1日のインディアナによる契約 延長のオファーシートを拒否した。 彼と彼のエージェントは、もう一度自分の能力に 評価をもらうことを望んだ。 インディアナはブリュワーからオファーシートを 拒否された後も彼を一応チームのロースター有力 候補として考えている。 ☆ブリュワー 「どうなるかはわからない」 「しかしもしインディアナが契約しないで、他の チームにブリュワーがいくことになるとすれば、 インディアナにとって損失になると思う」 「間違ったことをしたとは思わないよ」 「インディアナでプレーしたいし、インディアナの プログラム、都市すべてに好感を持っている」 「3年間インディアナにいたが、なんの悪い感情も 生まれない」 「私はチームに愛情を持っているよ」 ブリュワーのパフォーマンスが0.8ミリオンの 価値があるかどうか、あとはインディアナが評価 を決める番である。 ブリュワーはアシストでリーグトップのアシスト率 平均5アシストを誇るが、一方で1試合5TOと 多い。 アシストターンノーバーともに1試合最大8つ ずつしており、シュートアベレージは22パー セントで、3Pに至っては1割にも満たない。 さらに5点以上あげた試合はない。 ☆ダン・バークAC 「彼の中に、インディアナでプレーしてチームを 支配したいという気持ちに欠けているように感じる」 「彼はサマーリーグ程度に感じているように思える」 「チームは彼にチームを動かして欲しいし、上手く まわしてほしいと思っている」 バードとカーライルはブリュワーの不調を確認して いる。 ☆バード 「ブリュワーは2,3年まともにプレーしていない」 「試合をしたのはひさびさかもしれない」 「その中でどんなプレーを見せてくれるかが重要 だったんだが・・・」 ☆ブリュワー 「辛いよね」 「でも、もしチームが今回のプレーを参考に契約を 考えるのなら、それは間違いだよ」 「このサマーリーグは俺のプレーを全く見せていな い」 「もっといいプレーができる選手なんだよ」 ブリュワーはインディアナの3番手PGとして 妥当なのであろうか? インディアナはティンズリーとジョンソンの2人 が契約を済ませた。 あと1人は必要である。 ラシャド・ライトもいる。 今後数週間の動きによるだろう。 バードとカーライルは来年も4人のPGでやりたい 意向を持っている。 ☆バード 「ジャミソンは私にシーズン後、チームに好感を 持っているが、もし他のチームが興味を持ってくれ て、プレーする機会があるのであればという話を 私にしてくれた」 「できれば、彼にはインディアナでプレーして 欲しい」 しかし、ブリュワーは再び4番目のPGになりたい という気持ちはない。 ☆バード 「ブリュワーは3番目のPGでなく、また私服で ベンチから試合を眺める気持ちはないといって いる」 「だから彼がもしそのつもりでいるのならば、 ウチが彼と契約するのは少し難しくなるかもしれ ない」 「ウチが4人体制でいくのであれば、外から誰か 見つけださなくてはいけないだろうね」