○ポラードには証明すべきことがある。 スコット・ポラードはインディアナのベテランの中で 一番最初にコンセコに現れた。 10ポンド絞って。 自分のおかれている立場が早々の到着になったといえ よう。 リザーブセンターは昨シーズン失ったプレータイム、 そして誇りを取り戻そうとしている。 ☆ポラード 「再出発といったとこだね」 「少しでも状況を変えたいんだ」 ポラードは状況の変化を望んでいる。 最初の2試合こそスターターだったが、その後は 61試合に出場し、平均1、7点と散々な内容だった。 ルーキーシーズン以後、最悪の成績である。 ポラードは自分のふがいなさを感じ、そしてトレード されても決して驚くような状況ではなかった。 インディアナはさらにデヴィット・ハリソンをドラフト で獲得し、彼の立場はより危うくなりつつある。 ポラードはトレードに複雑な心境を持つ。 残り2年の契約が残るが、来夏にオプションで切れる 契約になっている。 彼が5,8ミリオンの価値があるかどうかを示すには 今シーズンの活躍が必要となる。 インディアナではチャンスが少ない。 他方で、彼はインディアナをNBAのエリート都市だと 考えている。 彼は行くとこいくとこで注目を浴びるサクラメント よりもインディアナの方が居心地がよく、家族に とってもいいことであると感じている。 ☆ポラード 「半分はトレードされたい」 「でも、インディアナでの生活は心地よいし、離れた くない面もある」 ポラードにとって挑戦である。 フォスターとオニールがいる。 カーライルも昨年61勝をあげたスタート陣を変える つもりは全くないだろう。 シャックがマイアミに来たことが小さな希望である。 インディアナは昨年大きなセンターには彼にチャンスを 与えた故に。 インディアナはシャックと4回戦うことになる。 プレーオフを含めればより多くの試合をこなすことに なるかもしれない。 ☆カーライル 「ポラードはその4試合において、本当に重要な選手 となるだろう」 「他にも優れたビックマンがいる」 「彼はまだ本当に価値のある選手である」 しかしポラードはビックマンに対する選手以上の 存在になりたいと思っている。 彼はオフシーズン、自宅から早々にインディアナポリス に戻ってきている。 長女の学校が始まるためである。 特に減らそうと努力はしていないが、10ポンドの体重を落とした。 ☆ポラード 「落とそうとは思っていたが、勝手に減った」 「不思議なことさ」 ポラードはそんなにアピールするタイプではない。 しかし機会を拒絶するような男でもない。 彼は月のほとんどをコンセコで過ごし、コーチに 自分のできることを示し、話した。 昨シーズン、新しいチームでよく見る時間がなかったが、 今、ポラードの新しい能力をコーチたちは見出しつつあ る。 一つはミドルレンジからのジャンプショット。 ☆マイク・ブラウンAC 「彼はアウトサイドに出て、15フィートのシュートを 定期的に決めることができると思っている」 ポラードもチャンスを望んでいる。 それまでできる限り、ポラードは印象を与え続ける 必要がある。 ☆ポラード 「今はなんとかアピールしようとしている」 「なんでトレードされないんだろうとも思う」 「でも、そんなことは考えないようにする」 「シェイプされ、その体重を厳しい練習で維持できて いる」 「とにかくチャンスを貰って、ラインアップの中に 自分の居場所を作りだすつもりだよ」