○引退へのヒント レジー・ミラーの18年目のシーズンは彼のラスト イヤーになる可能性がある。 ミラーはメディアデーで引退を表明はしなかったが、 しかし多くのヒントを与えてくれた。 ☆ミラー 「もし俺がインディアナのファンだった場合、全ての ホームゲームを見にいくだろう」 「他の都市のファンであるならば、予定をチェックして チームが来たときに見にくるだろう」 「身体と話し、残りの2年目をどうするか考える つもりだよ」 「まず今年」 「それから2年目を考えるよ」 ジャーメインオニールはロサンゼルスとミラーと トレーニングを重ねており、その際に今シーズンが 最後になるかもしれないといわれたという。 ☆オニール 「彼がそんなことを俺にいうから、ちょっと驚いた」 「いつも年齢についてからかっていってたときには、 レジーは『まだまだ俺はプレーするよ』って返して 来ていたからね」 「しかし今年、彼は最後になるかもしれないと何度 となくいっていた」 「だから俺たちは彼を勝たせなくてはいけないんだ」 ミラーは39歳。 全てのキャリアをインディアナで費やしてきた。 しかし彼は脇役として選手生命を終えるつもりはない。 よりアグレッシブにプレーすると言及する。 ☆ミラー 「3、4年前のプレースタイルに戻すつもりだ」 「引くところは引くけど、昨シーズンより積極的に いこうと思っている」 ミラーは昨シーズン過去最低の平均10点という成績 に終わった。 ミラーとティンズリーの得点平均はNBAバックコート 陣の最低の数字だった。 ミラーの得点力の減少は彼の引退についての議論を 促進させた。 ☆ラリー・バード 「引退するかは選手だけが知ることさ」 「昨年の冬にもミラーが引退するかどうかの推測が あったけどね」 「しかし彼にとって重要なのは、彼が再びファイナル で戦いたいということなんだ」 「彼は、もし彼がチームにとどまれば、それができる チームであるということを理解している」 怪我のリハビリがなかった今シーズン、彼はその おかげでコンディショニングとプレーの精度の改善に 務めることができた。 彼は身体の調子がよかったから、いつも以上に練習に 取り組めたという。 ☆ミラー 「昨シーズンはトレーニングキャンプで他のみんなより 3,4歩遅れをとっていた」 「とにかくバスケに打ち込めた」 「自分のいままでの練習をこなすことができたと思う」 カーライルはミラーについて今シーズンもなにも 代わりはないという。 つまりスターティングSGであるだろうし、敵の脅威 でありつづけるということだ。 ☆カーライル 「レジーはチームにとって重要な選手であるし、いい オフシーズンのトレーニングを行ったと思う」 「彼が18年目のベテランとして与えてくれるものも 多いだろう」 「彼はチームにとって重要な選手である」 しかしNBAファイナルにいくのはまだいくつかの 障害がある。 NBAチャンピオンデトロイト、そしてシャックを 加えたマイアミ。 ミラーは昨シーズン、いやそれ以前にもチャンピオン シップを取れると信じていた。 感傷的なコメントは発しなかったが、彼にとって39歳 でチャンピオンになろうが、24歳でチャンピオンに なろうが、関係はないという。 ☆ミラー 「去年、ドアが大きく開いていたと思う」 「そのドアはここ数年大きく開いていたと思う」 「サンアントニオが優勝したときでさえ」 「栄光はチームとして上手くいっているチームに 輝くと思うよ」