○新しいオフェンス 変更は徹底的である必要はない。 しかしインディアナのオフェンスは今シーズン異なった ものに見えるだろう。 ただ闇雲にインサイドにボールをいれるのではなく、 よりボールを動かすだろう。 それにより、防御を犠牲にせず、よりたやすく得点を 取る方法だと考える。 ☆カーライル 「ボールをより動かす必要がある」 「ウチの選手は色々なことができる」 「色々な選手がボールを触ることで、よりよい状況を 生み出すことができるんだ」 変革がなされた理由として、カンファレンスファイナル のデトロイト戦で平均73点35パーセントのFG だったことがあげられる。 デトロイトの激しいディフェンスを克服する最良の 方法はより容易なシュートを行い、ハーフコート での乱戦を避ける必要があるからだ。 カーライルは1年間状況を見てきたので、自分の システムを変更することにした。 彼はティンズリーにより信用を置いているし、さらに ステファン・ジャクソンのスタイルおよび技術を上手く いかしたいと思っている。 選手達も特に不満はない。 オニールとアーテストがメインではあるが、ロブ パス中心ではなく、動きの中でのポストアップになる ので、他の選手もより機会を得ることになるだろう。 ☆オニール 「機会均等だね」 「今、みんな脅威の存在である」 「昨年のオフェンスは流れを失うことがあった」 「今年は全く問題ないだろう」 アーテストは去年一番オフェンスシステムに文句を いった。 12月のミネソタ戦では、「つまらない」と批判した。 自分のシュート機会が減っても、より動きがある 攻撃を望むという。 ☆アーテスト 「プレーの仕方を理解している連中とプレーしている 限り、とくに俺中心のオフェンスにする必要はない と思ってる」 「ただチームが負けてるなら、より自分のプレーを ステップアップさせるけどね」 主な変更点は、ミスショットやターンノーバーから 素早いシュートに移行できる点である。 彼らがダウンコートにいれば、すばやくポストアップに いける。 しかしセンターを含めたビックマンは、ボールを持つ 人間がピックアンドロールやペネトレートをさせる ためにスクリーンを作ることになるだろう。 結果として、より大きな変革になることを望んで いる。 カーライルによると、1試合のアシストが20未満の 場合にチームは負けているという。 変更による主な受益者はティンズリーになるだろう。 ティンズリーはオープンコートゲームでいきるし、 カーライルも彼がこのオフェンスのカギであると 思っている。 ☆ティンズリー 「全体としては同じだろうが、もうちょっとペネトレ イトが増えるし、より俺やみんなにもたやすいシュート 機会が増えるだろう」 「そのチャンスは俺が作り出す」 「彼らは俺にボールを渡してくれる」 インディアナは昨年一次元のオフェンスをしていた わけではない。 4選手が10点以上をあげ、5選手が平均6点を あげている。 ローテーション選手の中ではクローシェアだけが その中に含まれていない。 しかしカーライルはより平均的になることを期待 している。 オニールとアーテストが今年もトップスコアラーに なるだろうが、フォスターや外の選手が今シーズン はよりシュートを打つことになる。 ☆カーライル 「素晴らしいバランスをとりたい」 「それは私がいるチームの目標の一つである」 クイックオフェンスのアプローチは以前のアイザイア により、確率されているので、数人の選手はそれを 思い出すだろう。 しかしカーライルはその名を使わない。 プレーの流れというよりも、シュートを作成する 組織だったものであるからだ。 ☆カーライル 「我々はバスケを徹底的に再構築しているわけでは ない」 「ただ自分達ができるプレーとそしてより全体として プレーするようにしているだけだよ」