○地元でやることの利益 たとえば、インディアナのフロントオフィスのベテラン 達は1980年代のパデューでのキャンプを思いだす。 選手達が急いで家に帰り、そしてまた次の日の朝、 練習場に戻ってくるのだ。 18年目のベテランレジーミラーはテキサスで、 みんなをまとめるためにいったキャンプを覚えて いる。 またクローシェアはルーキー時代に、ベテランの バックをのせて、ゴルフカートでディズニーワールド をあっちこっちまわったことを覚えている。 全てよいものだった。 しかし今日のインディアナにとって、そういった 思い出深いものよりも、よりチームとして結合する ために、地元で行う方がよいように思える。 ☆オニール 「俺はむしろ留まりたかった」 「家族と一緒にいたいし、どこかにいくのは余分な 気晴らしにすぎないよ」 そしてそれは余計な費用でもある。 トレーニングキャンプの日程も少なくなる。 16チームが今年地元でキャンプを張る。 自分たちの練習施設で限られた時間を存分に使うこと ができる。 インディアナはここ4年で3度地元でのキャンプを 行っている。 1980年1990年台前半にはしばしばパデュー で行っていた。 ラリーブラウン時代にノースカロライナで3度ばかり キャンプを行い、その後、オーランドで3度キャンプ を張っている。 ☆ウォルシュ 「インディアナの選手は地元が快適である」 「外でやるのがいいときもあるかもしれないが、 通常は地元でやるつもりだよ」 再建中の若いチーム、もしくはベテラン主体の チームは、外でやる方がよいかもしれないと ウォルシュはいう。 ☆ウォルシュ 「そうなればわかると思うよ」 「きっとそう思うよ」 コンセコが世界水泳選手権で使用されるため、 今年練習施設の使用を制限されるであろう。 それでもカーライル、ウォルシュは彼らの準備が 妨げられることはないと信じている。 ☆ウォルシュ 「ここ(コンセコ)は素晴らしい施設なのさ」 「妨げられるとは思わないよ」 インディアナは郊外のホテルルームを選手のために 用意した。 家を持つベテラン選手は特に必要としないが。 練習場を動かすのは1000万以上のコストがかかる。 さらにスタッフメンバーが毎日の仕事ができないので 金に負担がかかるし、一番の負担はトレーニング用具 を全て動かさなくてはならないことである。 ☆デヴィット・クレイグ 「今、私たちが選手達と過ごす時間は非常に多く なっている」 「信じられないほどね」 外でキャンプをすることはチームをまとめる意味を 持つという意見もある。 理論上は・・・ ☆クレイグ 「シーズンを通して、チームはまとまるのさ」 「5日ぐらいでどうこうになるものじゃないさ」 選手達も同意する。 去年からメンバーが4人抜けた。 そのうちアル・ハリントンが唯一の82試合フル 出場選手といってもいいだろう。 チームのつながりは決して弱くない。 ☆オニール 「シーズンが始まればより一緒にいる時間が多くなる」 「1週間やそこらで壊れるものじゃないよ」 「もうみんな理解しているよ」