○椅子取り戦争 今のところ、全員同じ扱いだ。 しかし4人のFA選手はそれぞれの道を歩むことに なるだろう。 唯一1人だけが残ることになる。 インディアナは現在14人の契約選手がいる。 シーズンは15人で戦わなくてはならない。 ラシャド・ライト、デスモン・ファーマー、 ジョン・エドワーズ、ランディー・ホルコン。 彼らの中で誰を選ぶかは非常に難しいものである。 逆に彼らがすべきことは毎日チームに残るために 頑張ることである。 ☆ホルコン 「ただプレーするよ」 「それが俺のするべきことさ」 4人はメンフィス戦第2戦まで生き残った。 彼らの能力、そしてチームが多くのけが人を抱えて おり、練習に人数が足りなくなる可能性があるからだ。 オニール、ベンダー、アーテストがプレシーズン開幕 戦に不出場だった。 ベンダーとハリソンは怪我で第2戦を欠場した。 契約選手がいないとき、FA選手には多くのチャンス が回ってくる。 彼らはその少ないチャンスの中でチームの層を厚く するのに十分な選手であると示す必要がある。 彼らの処遇はバードとウォルシュによって決められる だろう。 2人は1年間ILとしてでお金を払うのに値する選手 を4人の中で1人見つけ出すことになるだろう。 今年の2巡目ラストピックであるライトは、本人は そうは思っていないというが、一番の候補であろう。 ファーマーとエドワーズはチーム関係者からNBAで やれる力があるといわれており、ホルコンは色々な リーグでの経験がある。 結局のところ、重要なのは怪我人がそれぞれのポジ ションで出たときに彼らが一時的必要をちゃんと 満たせるかである。 ☆カーライル 「今、彼らはチームでプレーする権利を得ている」 「次第に人数を切っていかなくてはならない」 「しかし私は4人とも残るに値する選手だと思って いる」 4人とも同じように安定しない生活を送っている。 郊外のホテルに住み、車もなく、食事は外で、移動の 際はベテラン選手やハリソンに乗っけていってもらう。 ☆ホルコン 「インディアナ郊外の全てのレストランに行ったね」 「買い物もいったし、映画もほとんど観た」 「退屈だからお金がどんどん減ってくよ」 彼らは一様に大学からNBAへの対応は、肉体面よりも 精神面での調整が難しいという。 彼らはみな大学の組織化されたバスケをプレーしており NBAのバスケを学んでいる最中だ。 ☆エドワーズ 「NBAは全く違うものだ」 「大学ではとにかくセットプレーだった」 「NBAでは色々な場面で判断していかなくてはなら ない」 「その判断はより素早く要求される」 4人ともダメだった場合の代替案については考えて いないという。 他のリーグにいくことになるだろうが、彼らはそれに ついて考えることを望んでいない。 ☆ファーマー 「このチームでプレーすることだけを考えている」 「その時が来れば、次のことを考えるけどね」