○楽しんでいる時間は終わった ルーキー達は当惑し、紅白戦においてダンクでリムに ぶらさがり、アーテストは今期初のテクニカルファー ルを受けた。 トレーニングキャンプの合間を縫っておこなわれた ファン感謝デーは終わり、インディアナペイサーズ はチャンピオンシップという目標へと突き進むことに なる。 アーテストは日曜日の夜、8797人もの観衆を 集めたファン感謝デーの後にこうコメントした。 ☆アーテスト 「シーズン前にファンのみんなの楽しい一時を過ごせて 楽しかった」 「しかしこれからは重要な時間である」 「勝つという仕事に戻らなくてはならない」 インディアナはプレシーズン2連勝。 第2戦はオニール、アーテスト、ジャクソンの得点源 が活躍し、メンフィスに圧勝した。 早々にこの3人のケミストリーが上手くいったことに アーテストは注目している。 ☆アーテスト 「みんなにボールがよく回ったと思うし、ステファン は素晴らしいプレーをしてくれた」 「俺は試合前ちょっと心配していた・・・彼が自分の 仕事をするっていってたからね」 「でも、一緒に上手くプレーしてくれたと思う」 「俺は何年かステファンのプレーを見ていたし、ステ ファンと相対していたが、今まで彼のプレーに対し、 ちゃんと認識していなかった」 「俺にとって、彼は上手くいく選手だと思う」 「みんなが勝利を望んでいたし、プレシーズンながら みんな一生懸命やっていたと思う」 ファン達にとって、ルーキーたちをみるいい機会でも あった。 レジーの命令でみんなそれぞれ歌を歌ったりもした。 とはいえ、昨年のジェームス・ジョーンズほどの パフォーマンスは誰もできなかったが。 ホルコンとファーマーは歌を歌い、エドワーズと ライトはラップを披露、ハリソンはけたたましい 音でRighteous BrothersのYou've Lost that Loving Feelingを演奏した。 ☆ジョーンズ 「まだまだだね」 「彼らがやろうとするパフォーマンスをできなかった のは俺にも責任があるよ」 「期待してたんだけどね」 「まぁ俺ほどみんな才能に恵まれなかったから仕方 ないね」 と冗談めかした。 ☆ジョーンズ 「選手もみんな楽しんだ楽しい一時だったけど、これ はキックオフみたいなもんなんだ」 「仕事に戻らなくてはね」 とはいえ、アンソニー・ジョンソンはこういう。 もう既に戦いは始まっていると。 ☆ジョンソン 「メンフィスは、プレッシャーディフェンスを行い、 ウチはオフェンスで新しい試みをできたので、いい テストになったと思う」 「練習を通してやってきたが、プレーオフチームで やるのとは違う」 「メンフィスは頑張っていたが、うちはいいプレーが できた」 「昨シーズンのようにチームとして上手くやっていく 必要がある」 「高い目標をもって、どんどんいいものを生み出し つづけなくてはならないね」