○イーストで勝利するのは困難である もうかつてのイーストではない。 昨シーズンのチャンピオンデトロイトもいる。 最も支配的な選手であるシャックもいる。 下位チームも強くなっている。 クリーブランドにはレブロンジェイムスがいる。 ボストンはドック・リバースを加えた。 フィラデルフィアは怪我が癒えたアイバーソン、さらに ジム・オブライエンHCを加えた。 アトランタでさえ下位脱出を目指した補強を続けた。 再度インディアナがカンファレンスファイナルいや それ以上にいくためには昨年以上のチームが要求され ることは自明だ。 しかしインディアナは十分やれるチームである。 怪我さえなければ間違いなく55勝から60勝は できるチームであるだろう。 デトロイトやマイアミと対等に戦えるチームである。 しかし、私としてはバードやウォルシュの仕事はこの オフ、半分しか行っていないように思える。 彼らはレジー・ミラーが引退した時のために、同じく 得点力を持ったステファン・ジャクソンを獲得すると いう素晴らしい動きをしたと思う。 しかし他の部分の補完が終わっていない。 彼らはジャーメインの負担を軽減するもう1人の ビックマン獲得をする必要がある。 もはやブラッド・ミラーがイーストのオールスター センターであった時代とは異なるのである。 ラシード・ウォレスもいる、さらにシャックの存在は デトロイトだけでなく、インディアナにとっても 脅威の存在である。 少なからず、インディアナのビックマンには彼らに 対抗するだけのオプションがそろっていない。 (プリモズ戻ってきてくれ・・・そうすれば・・) スコット・ポラードは去年活躍できなかった。 ハリソンもいるが、まだ彼はルーキーである。 ルーキーだし、さらに1巡目最下位の選手だ。 いきなりの活躍を求めるのは酷であろう。 インディアナはさらにオニールが今年もMVP候補に あがるような活躍が必要である。 アーテストについてもオンコートオフコートでの 成長が不可欠とされる。 去年はアンダーソンにスターターを取られ、躍起に なったティンズリーの貪欲さも必要だ。 そして一番のミステリーである練習における伝説的 プレーヤーといえるベンダー・・・ ☆ベンダー 「MRIのCATスキャンで自分の身体のいろいろの 部分を学んだよ」 「もう医者であってもいいぐらい色々知ってるよ」 アル・ハリントンがいなくなり、最大であり、最後とも いえるチャンスがやってきた。 ベンダーなしでも昨年チームは大きな発展ができた。 もし彼が成熟すれば、彼の存在はバードとウォルシュに トレードデットラインでいくつかのオプションを生み 出すことになるだろう。 そのことは昨年のラシードのトレードと同様のことを 引き出す可能性がある。 今日のイーストではビックマンは重要な存在である。