○報われるとき 彼はマイアミで高校時代スター選手だった。 その後、決してバスケが強いとはいえないマイアミ大学 で大学キャリアを過ごした。 NBAに2巡目で加入し、ルーキーシーズンの大半を ベンチで過ごし、ポスト、そして長距離でのプレーに 磨きをかけた。 その後、ステファンジャクソンが加入し、チームは ジョンソンは決してチャンスがあるとはいいがたい。 しかし、ジョーンズは色々なプレーを強化させただけ でなく、自信も深めている。 去年の今の時期は、NBAに残れるかも疑問だった。 彼は明らかに自信を深め、プレーにもためらいがない。 ☆ジョーンズ 「いつも負け犬のような気持ちでいた気がする」 「そんな気持ちが、他の選手の方がずっといい訳でも ないのによく見えたり、自分の方が優れていてもそう 感じなかったりさせていた」 ジョーンズはプレシーズンでなにか兆候を見せ始めて いる。 ローテーション選手の怪我のおかげで、彼は平均20分 出場し、約20分で平均10点近くの数字をあげている。 8本中5本の3P、さらにFG5割以上。 ミネソタ戦では16点をたたき出した。 ☆カーライル 「Jジョーンズはプロと呼べる選手だよ」 「2年目選手としては十分いい選手だと思う」 「誰かになにかをいわれずとも、練習をつづけ、いい 選手になってきている」 「彼はNBAに長くいつづけられるだろう」 「どんどんよくなっているからね」 「シュートも上手いし、SGもSFもできる」 「不運のことに、インディアナは優れた選手が多く、 なかなかプレーする機会に恵まれないが、もしチャンス があれば、本当にいいプレーができる選手だ」 「チームのみんなも彼を尊敬しているよ」 ジョーンズのチームメートも実際に彼の能力を認めて いる。 アーテストとハリントンは去年ワンオンワンやツーオン ツーの練習をジョーンズを含めてやっていたことからも うかがえる。 試合のない日はチャド・フォーシャーとポストでの プレーの練習をしていた。 ☆ジョーンズ 「試合でのロンやアルを見ていて、いかに彼らがすごい かを感じることができた」 「練習後、その中で1対1などをやって、いかに自分が 遅いかを実感した」 「もしロンやアルに対抗できれば、リーグのどんな奴らに 相対してもやっていけるし、NBAでやっていけるだろう ね」 とはいえ、ジョーンズの我慢の日々は続くだろう。 練習も毎日遅くまでやっている。 SG・SFともに層は非常に厚い。 ミラーとアーテスト、さらにジャクソン、Fジョーンズ ベンダーといった選手もチーム構想にある。 ただプレシーズンのパフォーマンスが長期的な面で 彼にもチャンスを与えるだろう。 ☆Jジョーンズ 「問題はないよ」 「僕はプロの選手だからね」 「僕の仕事はバスケをして、いい選手になること」 「毎日自分が上手くなっている気がする」 「いつか僕にもチャンスがめぐってくるだろう」 「重要なのは、自分ができること、毎日練習をして チャンスがきたときにそれを最大限に出すことだよ」