○インディアナは開幕をあきらめた訳ではない レジーミラーから学んだ数年後、ジャーメインオニールは チームメートの期待に応える準備ができている。 ミラーとオニールはゲーム中、多くの会話時間を設けていた。 ミラーとオニールが怪我で、相当な期間欠場するだろう。 オニールはプレシーズン2試合出ただけでずっと欠場していた。 ☆オニール 「サイドラインでどのように怒りを感じたり、復帰のときに興奮 するのかってことを一度テストすることにするよ」 インディアナは3人のスターターを開幕に失うことになった。 ミラー、オニール、フォスター。 さらにPGのアンソニージョンソンも利き腕を骨折して欠場するし、 ベンダーは膝、ハリソンは肩の怪我から復帰したばかりで開幕を 迎えることになりそうだ。 ☆オニール 「4、5人も怪我で欠場するので、今年はまずいのではないのか と思われたくない」 「みんな怪我をなおし、そして勝ち続けるつもりだ」 「12月にはみんな元に戻れるはずだよ」 一方で、起こることはアーテストとティンズリーといった スターター陣に負担と責任が及ぶことである。 ☆アーテスト 「心配なのはクリーブランドに勝てるかだよ」 「開幕戦は重要な試合だしね」 「みんな勝ちたいという意思がある」 「リバウンドを獲得し、いいディフェンスをしている限り、ウチは なにも変わらないはず」 「きっと大丈夫だと思うよ」 しかし過去2シーズンのように14勝2敗スタートというのは今の 怪我人だらけのチームには非常に難しいように思われる。 しかし、スタートダッシュは特に意味をなさない。 2年前の開幕ダッシュも結局は尻すぼみに終わり、終盤は11勝 19敗と勢いを失い、プレーオフ初戦に敗退した。 昨年こそ61勝だったが、結局は最後のカンファレンスファイナル で負けた。 カーライルはオニールとティンズリーの怪我が負けた最大の要因 であるという。 ☆カーライル 「去年は同じこと(怪我人の多発)が5月に起きてしまった」 「怪我人というものはこのリーグでは当たり前のものである」 「それに対処していかなくてはならないものなんだ」 「だから怪我人のことを心配するより、今の現状でどうやって 勝っていくか・・・なんだ」 プレシーズンの間、8人ものレギュラーが怪我で欠場を強いられて、 経験を積んだだけに、そういった状況に対処できると信じている。 アーテストとステファンジャクソンがこのチームの得点、リーダ シップを獲得していかなくてはいけないだろう。 クローシェア、ポラードがオニール、フォスターの代わりを務める ことになるだろう。 インディアナの開幕数週間の命運はリザーブ陣に託されることに なる。 ☆ジャクソン 「それはいうまでもなく俺たちの頑張りだね」 「これは俺達が逆境に対処する最初の機会であろう」 「それを俺達がどうやって対処するのかを確かめるいい機会になる ね」 他の人間も同様であろう。