◎いい経験。 1990年序盤。 チームは5割程度しか勝てない若いチームだった。 しかし、チームは勝つ方法を学ばすために、若い選手 4年間使いつづけた。 ☆ウォルシュ 「あれ(4年間)は長く感じたよ」 「そして、今年、また若い選手で勝つことの難しさを思い出 させられたね」 「みんな負けるたびにイライラしてきているけど、私はとにか く『今年は再建の年なんだ』って自分にいい聞かせた」 「たとえ、再建の年でなくても、再建の年と思いつづけなくち ゃいけないんだけどね」 そして、その再建の年である今年。 チームはプレーオフすれすれの位置にいる。 過去10年間で9回出場しているプレーオフ。 アイザイアは、プレーオフに出られれば、今年は成功だと 思っている。 「若手の育成をしながら、勝ちにいく・・」 プレーオフに出られれば、それは達成されたということだと アイザイアは思っている。 ☆アイザイア 「もしプレーオフに出られれば、新しいなにかが見えてくる」 「セントラルディヴィジョン優勝が最終目標のチームではない」 「うちの目標はプレーオフに出て、NBAチャンピオンを取ること なんだ」 「それが最後の目標なんだ」 出られないとどうなる? ☆アイザイア 「それは起こりうることはわかっているよ(笑)」 「でも、今、私達はそれについて心配してない」 インディアナはボストンに16点差つけられながらも ひっくり返した。 1995年以来プレーオフの経験がないボストンと 経験が違う。 ☆ミラー 「経験がないチームだから、たぶん緊張に屈したんだろう」 「うちは、昨日のゲームが難しい試合になるってわかってた からね」 今まで余裕でプレーオフ進出を決めているのを見てきたファン には耐えられない状況にあるインディアナだが、この状況を 喜ぶ人間がいる。 ウォルシュだ。 ☆ウォルシュ 「ボストン戦は、今季最大のゲームだったね」 「試合に勝ったことでチームはなにか得ることが出来た」 「チームには、このなにかが沢山必要なんだ」 「私は、いまの状況を経験できたことがとても嬉しいんだ」 「こういったゲームは、チームの発展につながるからね」 「プレーオフに出たら、なにが起こるかわからないよ」