○契約シューズ インディアナのガード、フレッドジョーンズはかなりのシューズ フェチである。 彼のシューズフェチは母親のそれが原因である。 小さいときにその所以がある。 ☆Fジョーンズ 「スクールの4年の時を思い出す」 「俺はとにかくエアジョーダンをはかなければならなかった」 「でも、それらを買う余裕があった家族のおかげでもあるね」 「俺の母親は自分がシューズ狂いだって理解してたよ」 ジョーンズはもはやシューズ代を自分で払ってはいない。 プレーするときのシューズ、そしてプライベートでのシューズの ものも。 ハリウッドスター同様に、多くの成功した選手は運動靴メーカー から、宣伝(スター選手が使っている名誉)のために、多くの 代価を受ける。 最大のスターであるマイケルジョーダンは、シューズ界に旋風を 巻き起こすとともに、NBAのサラリー以上の金銭をシューズ メーカーから提供された。 しかしまだ多くの選手、約400人の選手がNBA契約のシューズを はいている。 ☆ダヴィッド・クレイグ(インディアナのトレイナー) 「本当に優れた選手達だけがいい契約を受け取ることができる」 「スーパースターであれば、靴や衣服が必要なときはメーカーが あらゆることをしてくれるだろう」 クレイグがプロバスケットボール界に身をおいて、35年が経過 している。 それ以降、かつてはみんなシューズを買わなくてはならなかった という。 通常はコンバースを履き、たまにチーム名入りの2つから3つの ブランドを履いていたという。 今の15人のインディアナの選手は異なるブランドを履いている ことだってある。 ジャーメインはジャーメインオニールのネーム入りのナイキショクス エリート。 アーテストはLAギアのトゥルーウォーリアーブランド。 他にはクローシェアのアンド1やハリソンのオークリーがある。 ○リーグ傾向 インディアナのシューズ率はリーグに反映している。 ナイキは今52パーセント。 そしてアンド1が23パーセント。 アディダスが15パーセント。 リーボック、コンバース、そして他のメーカーが残りである。 ☆クローシェア 「俺も最初はナイキをはいていた」 「しかしNBAファイナルの年に足の裏の筋膜に異常が出たので、 アンド1の若干堅いソールのものに変えたんだ」 「それ以来、アンド1だね」 「アンド1はいいシューズを作るし、長い間、いい足の状態を 維持してくれる」 「それが重要なことなのさ」 全てのみんながサービスを受けるのに容易ではない。 スコット・ポラードはナイキを履いているが、彼の足のサイズは 片方が19、もう片方は若干小さいのだ。 ☆クレイグ 「彼が新しい靴を履くと、2足の靴ができるんだよ」 ジョーンズはナイキ以外には興味を示さないだろう。 ☆ジョーンズ 「ポートランドで育ち、ナイキもポートランドが地元だ」 「他になににするっていうんだい?」 「正直、どれぐらい自分がシューズを持っているのかわからない」 「数えようと考えたこともないよ」 「高校時代に同じシューズを履いたこともなかったぐらいだからね」 アーテストは昨シーズン契約なしで、色々なシューズを試した。 目をひいたシューズを色々試していたので、彼のロッカールームに 20足ぐらいのシューズがあったりするのもザラだった。 しかし彼は夏にLAギアと3年契約を結び、自分の名前だけでなく、 自分のレコードレーベルの名前を入れたシューズを履いている。 ☆アーテスト 「ナイキやアディダスをプロモートするよりもジョーダンのよう に自分のブランドを作りたかった」 「ジョーダンのようになりたければ、全てのものを履き、促進 していかなくてはならないし、そうしていきたい」 「でも、今得たことは、自分自身のシューズを得たことなんだ」 「それが俺が必要としていたことなんだよ」 ○スターへの扱い オニールはナイキのエリートオールスター選手の1人である。 彼はコマーシャルに出演し、2色のシューズが売られている。 ☆オニール 「12月にはもう一色でるんだ」 「真っ白な特別モデルさ」 クライアントを求めるシューズメーカーの争いは厳しくなっている。 シューズ戦争は草の根レベルにまで達しており、ナイキとアディダス が独占している。 過去3年でアンド1は違った方法を使ってよく知られるようになって きた。 大物と大型契約を結ぶよりも、あらゆるNBA選手を同様に扱う やり方である。 草の根レベルについては関心を寄せていない。 ☆ブライアン・クップス(シニアマーケティングディレクター) 「とにかく自分たちの契約選手達にサービスレベルを向上させたい」 「基本的に2人の人間で100人もの選手を扱わせている」 「NBA選手が普段扱われているような対応を彼らは行う」 「あらゆることに注意を払うんだ」 「もちろん多くの選手がミリオネアだが、通常以上の大物選手の ように扱われたいと感じている」 「我々はみんなNBAにいったレベルの高い選手なので、そういった 扱いに、みんなが相応しい選手だと思っている」 しかし、多くの選手は階層があることを理解している。 最高の契約を結んだ選手もいつかは終わるものだと。 ☆オニール 「確かにそれ相応の扱いは受ける」 「トップ選手は名前入りのシューズを使用し、メーカーもブランドに 名前をつけて売ることができる」 「それらが人気があろうとなかろうと、いつかは終わるものなのさ」