○「ラマ」、敵として戻る 当たり前のようにブレゼッチはコンセコフィールドハウスに入り、 ロッカールームに入っていった・・・ 今回はビジターロッカールームだったが・・・。 インディアナペイサーズは金曜日の夜に地元コンセコフィールド ハウスで元チームメートのブレゼッチと対戦する。 過去3年間、あまり貢献はできなかったが、突然スターターになり 二桁得点をあげる将来を約束されたセンターに変化した。 しかし彼はまだ元チームメートにとって、「ラマ」である。 ポラードが昨シーズン陽気なスロベニアンに対し、つけたあだ名だ。 もう一つはラリーバード。 フォスターがそう呼んでからかっていた。 ブレゼッチはいまやシャーロットのスターター選手であるが、 インディアナにおける立場はなにも変わっていない。 ティンズリーは、シャーロットのロッカールームに行き、「へい、 おバカちゃん」と笑いながら、ブレゼッチと談笑した。 ミラーもハリソンに対し、もしブレゼッチの上からダンクを決めた ら、1週間ハリソンのためにドーナッツを買ってき続けるよと 約束した。 ハリソンはできなかったが、2つのブロックショットをブレゼッチ から決め、ブレゼッチのテクニカルファールを誘発した。 ティンズリーは笑いながら、ブレゼッチに身体をぶつけ、ミラーや フォスターはベンチのところでブレゼッチをからかっていた。 しかし誰も彼を侮辱しているのではない。 ブレゼッチは23分で8点を重ねた。 今シーズン平均13点6R。 シャーロットで一番の得点を稼ぎ、過去3年間でのインディアナでの 得点113点をはるかに上回る142点を重ねている。 インディアナはブレゼッチを出したくなかったが、ミラーと彼の どちらを出すのかという選択を強いられた。 18年目のベテランを獲得するリスクを負いたくなかったが故に 彼らはブレゼッチのプロテクトをはずした。 ドラフトリスト提出1時間前にバードがスロベニアにいたブレゼッチ に電話をかけ、そのことを伝えた。 ブレゼッチもショックを受けたが、すぐにより大きな将来を見出す ことにした。 ☆ブレゼッチ 「NBAでプレーすることが自分の目標だったことを思い出した」 「シャーロットにいけばよりチャンスを得られると思った」 「そしてインディアナはレジーを出せるはずがないしね」 「だって彼はインディアナの顔なんだから」 インディアナはブレゼッチの活躍に驚きはない。 チームは素晴らしいシュートタッチ、そして練習熱心さゆえに リーグでやっていけることは予想していた。 ポラードはブレゼッチが出場できずイラついていたのを思い出す。 ☆ブレゼッチ 「ポラードには本当に助けられた」 シャーロットのコーチやGMバーニー・ビッカースタッフは インディアナから彼をドラフトした時、インディアナのドラフト力 も考慮にいれていたという。 ブレゼッチと元チームメートの関係は、試合前の買い物で示され ているといえる。 彼は2つのミラーのジャージを買い、そして試合前にミラーに サインを求め、ミラーはこうサインした。 To Big Primoz or Lama My homey friend ☆ブレゼッチ 「俺はいつか子供達に見せるんだ」 「俺が偉大な人間と一緒にプレーしていた証をね」