○2人のファンは、Tシャツに思いをのせる 死刑反対運動に携わる2人の法律家は、サスペンドを受けた インディアナの選手のシーズンを守るキャンペーンを行って いる。 しかし、世論という法廷を通してだけでだ。 弁護士モニカ・フォスターとロンダ・ロングシャープは コンセコから少し離れたところの店先でNBAコミッショナ ー・デヴィット・スターンを追放しろというTシャツを販売した。 彼女ら曰く、本当にベンチに座っているべく人間はスターンで あり、アーテストらではないという。 ☆フォスター 「私は彼が権力に溺れていると思うの」 「私は選手達の行った行動がいいことだとは思わないわ」 「でも、このペナルティーはありえない」 アーテストはシーズン全ての欠場。 他の選手も多くのサスペンションを喰らった。 フォスターは、スターンが独断でそのサスペンションの長さを 決めたことがアンフェアであるという。 15ドルの黒のTシャツには、「スターンをサスペンドしろ」 と白地でプリントされている。 (Suspend Stern) 彼女らは、全国放送のクリスマスゲーム、インディアナvs デトロイト戦において、このTシャツを着たファンで満たさ れることを希望している。 さらに、デトロイトを非難するTシャツも併せて売っており、 「インディアナのサブ達vsデトロイトの暴漢達」と書かれた Tシャツを販売している。 (Indiana Subs vs. Detroit Thugs) 彼女らは熱狂的なインディアナファンだと自称するが、 ロングシャープはフォスターの方がよりマニアックなファンで あるという。 ☆フォスター 「スポーツにおいて、もっとも美しい音色を知ってる?」 「レジーがアークの外から3Pシュートを放つ」 「2、3秒、アリーナが静まり、スパッという音とともに アリーナが歓声に満ち溢れるの」 ☆ロングシャープ 「インディアナが負けていると、次の日仕事をする気がしない の」 「だって、フォスターが怒ってるのが目に浮かぶんだもん」 2人の店は、メリーランドストリートのハードロックカフェ の横でもう2日ばかり開かれるという。 ホームゲームがある日だ。 テリー・ロングはデトロイト非難のTシャツを購入していった。 もう1枚も買うかもしれないという。 ☆ロング 「あのサスペンドはないわよね」 「だって、向こうから始めた喧嘩でしょ」