○マイケル・カリー契約 アメリカバスケットボール選手協会の長として、そして マイケル・カリーは過去数週間インディアナのために頑張って きた。 今度は、ベテランフォワードとして、インディアナのために 働くことになる。 36歳、アトランタ戦から彼は出場することになる。 ☆カーライル 「彼は優れた個に対するディフェンダーであり、素晴らしい チームディフェンダーでもある。 「彼はSF、PFとして、ウチの弱い部分を補ってくれるだ ろう」 「短期的に、それがチームを助けてくれるはずだ」 「彼は他のチームでも色々なものを与えていた」 「ベテランとして多くの試合、多くのビックゲームを経験して おり、ロッカールームでも、コートでも、我々の選手達に大きく 貢献してくれると思っている」 「今、チームが本当に苦しんでいる守備面で貢献してくれる はずだ」 6−5・210ポンド。 カリーは2001−03年シーズンをカーライルのデトロイ トで過ごし、昨シーズンはACケヴィン・オニールのトロント でプレーしている。 それにより、すんなりとオフェンスシステムになじむことが できるであろうが、彼の最大の武器は守備力である。 ☆カリー 「インディアナの試合を見る機会があったが、勝つために 必要な守備ができていなかった」 「ユニットとしてどういう風にやるべきか・・・そういった ものがね」 「俺はそれをチームに加えることができると思う」 「素晴らしいアスリートが沢山いる」 「彼らは守備面でも色々できる」 「でも、コートでのコミュニケーションが不足している」 「できれば、俺がその潤滑油として、それが上手くいくように したい」 カリーは1990年大学を卒業するもドラフトされずに、 ドイツ、ベルギー、フランス、そしてマイナーリーグで5年間 を過ごしてきた。 1995年にデトロイト入りし、その後、ミルウォーキー、 またデトロイト、トロントで12年間のNBAキャリアが あり、2004年シーズンもマイアミと契約に至りそうに なったが、マイアミがウェズレー・パーソンを選び、破談。 その後、クリーブランドや他のチームからももオファーが あったりしたが、カリーがプレーオフコンテンダーとの契約 を望み、どことも契約しなかった。 カリーはアトランタのプライベートジムで、他の元NBA選手 ニック・アンダーソンやタイロン・ヒル、チャールズ・オーク リー、アンソニー・ピッグ・ミラーと練習し、シェイプを維持 していたという。 ☆カリー 「とにかく我慢した」 「14年プロでプレーしつづけて、休む期間(契約が切れていた )なんてなかったからね」 「ぶっちゃげ、今回のちょっとした休養期間は、自分の身体を 若返らせてくれたと思う」 「すごく状態がいいんだ」 インディアナはカリー獲得のために、トレメイン・フォルケス を放出した。 カリーの獲得により、レジーやポラード以外にまた1人重要な ベテラン選手としての存在を手にいれたことになる。 ☆カーライル 「彼はチームに必要な経験を持った選手である」 「我々は今後期待できる選手を獲得したが、この数日で経験を 持ったローテーション選手が必要だという結論にいたった」 ☆ミラー 「彼とは何年も対戦してきているけど、いいディフェンダー だよ」 「しかしそれ以上に若いチームへのリーダーシップ、そして 安定したプレーを期待できる」 「彼を獲得してくれたことを嬉しく思うよ」 インディアナは現在7連敗。 オニールら3人を欠いてから3勝8敗である。 ☆カリー 「厳しい状況にあるのは確かだ」 「でも、彼らは何度も厳しい状況を経験している」 「怪我でそういったケースもあっただろう」 「みんないい状態だとしても、こういうこともあるしね」 「選手達、コーチたちの頑張りは、素晴らしいバスケができる という証明になった」 「たとえ連敗していたとしても」 「このままみんなが頑張り、そして俺がなんとかチームに貢献 できれば、きっといい方向に動いていくと思う」 カリーと選手会はサスペンドに対し、上訴している。 ニューヨークで先週の木曜日に公聴会に参加し、仲裁人である ロジャー・カプランに、3人のサスペンドの軽減についての 主張を行っている。 もしカプランの決定次第では、法廷によるNBAと選手会の 戦いになるだろう。 ☆カリー 「今回の件について学ばなければならない」 「これは決して特徴的なものでなく、以前からずっと可能性 のあったことであると」 「選手会としては、リーグの選手として、このようなペナルテ ィーを受けるのはリーグの選手であるからという理由みたい だが、我々としてはサスペンドを軽減し、彼らのキャリアに とってマイナスにならないようにしたい」