○絶望しないで リック・カーライルと先日、携帯で話をした。 重要な話では無く、簡単な質問だった。 ここ1週間ぐらいで仕事を変えたかったかと。 怒涛の7連敗。 アトランタ戦で連敗は止まったが、当時はまだ5連敗中だった。 電話をかけた後、カーライルの気が楽になるようなことを いえたと思う。 35試合目、あとたった14試合でジャーメインが戻る。 40試合目、あとたった19試合でジャクソンが戻ってくる。 この苦しい期間を経たとしても、たぶんプレーオフには進出 できるだろう。 今こそ、まずい状態にあるが、少なからず去年のプレーオフの 時点ではNBAで2番目に強いチームだったといえる。 もしプレーオフが今日始まるのであれば、インディアナは あっさり負けてしまうだろう。 5割以上がたった6チームのイースト。 40試合目にさらに5割以下のチームが増える可能性もある。 ウェストにおいては、インディアナであっても、そうは 簡単にいかなかったと思う。 水曜日の時点で9チームが5割以上。 そこにマグレイディーとヤオミンのヒューストンがいない。 ただディヴィジョン優勝を目指すのであれば、今後も5割 以上のペースでならなかったはずだ。 重要なのはデトロイトよりも高い順位で、セントラル ディヴィジョンを優勝することであった。 2位で終われば、5位となり、デトロイトと第2ラウンドで 戦う状況を強いられるかもしれない。 しかし現状をみると、5割で十分ディヴィジョンを制すこと ができるかもしれない。 いい状態のオニール、ジャクソンが戻ってくるのは楽しみで ある。 一方でデトロイトを見てみると、彼らはスーパーボール優勝 後のタンパベイ・バッカニアーズやオークランド・レイダーズ のような衰退っぷりをみせている。 比較的あの事件の影響を受けていないチームにも関わらず、 5割をうろうろしている。 ラリー・ブラウンの気持ちもここにあらずな印象を受ける。 五輪での失敗、自分の手術、そしてあの事件。 チームもブラウンも燃え尽きてるような印象を受ける。 インディアナは5割でいく必要がないだろう。 ただプレーオフ圏内に留まる必要はあるだろうが。 そんな最中のマイケル・カリーの獲得は成功だった。 仲裁の話がでているが、実際のところ、NBAは裁判を 起こすつもりでいるが故に、裁決が出ることにはオニール ジャクソンともに戻っているだろう。 スターンがこの問題においてアーテストの刑を軽減する可能性 は殆どないと思う。 インディアナは過去2年で素晴らしいスタートを切り、それ ぞれの結果を残した。 1年目はプレーオフ初戦敗退。 そして去年のイースト決勝敗退。 カーライルへのメッセージをここに残させてもらう。 絶望しないでよ。 もっと悪くなるかもしれないけどね。