○ジャーメインが戻る ジャーメインオニールが25日のクリスマスに戻ってくる。 連邦裁判所の裁判官、ジョージ・B・ダニエルスは今日 調停人、ロジャー・カプランの決定を採用するだろう。 オニールのサスペンドは25試合から15試合に軽減される。 ジャーメインは彼の代理人からそのニュースを聞いたとき、 セントヴィンセント病院を訪れていた。 ☆オニール 「それについてはとくに話すことはない」 「神のお導きにより、できるだけ早い段階でプレーできる ことになった」 「選手会や全ての弁護士、エージェントに感謝したい」 「彼らが多くの時間と努力を費やしてくれたおかげで、俺は またプレーできる」 「クリスマスに二つの幸せがある」 「健康でいられること、そして家族・・また再びプレーできる こと・・」 「俺は本当に幸せである」 「辛い状況だったけど、今またプレーできることに喜びを 感じる」 「準備はできているが、さらにいい方向に向かうようにしなく てはならない」 「俺はチームが試合に勝てると確信しているし、ステファン ジャクソンが戻れば、チームはチャンピオンになれるはずだ」 ☆ジェフ・ケスラー(選手会弁護士代表) 「本当に嬉しい」 「ジャーメインオニール、選手会、そしてインディアナの ファンに素晴らしいクリスマスプレゼントになったと思う」 オーバーン・ヒルズの事件で5選手がサスペンドを受け、 ミラー以外は選手会を通して調停を行っていた。 ☆ウォルシュ 「今回のニュースは、あの事件に関し、我々にとって最初の いいニュースになった」 「ジャーメインが戻ってきて本当に幸せである」 「法的にどうこうという訳ではないが、あの決定がどれだけ ウチの選手達にとって悪影響であったか、そしてできれば、 今回の決定がこの後数週間の間により、いい決定に変われば と思う」 「以前からいってることだが、我々の選手達をサポートしつ づけていくし、フランチャイズが今回の事件に屈することな く、自分たちのゴールであるチャンピオンシップを追求して いくつもりである」 NBAは30日の公聴会まで、裁判所に異議申し立てをしない というが、調停人にサスペンドを軽減する権利はないという。 ☆ルス・グラニック(NBA代理コミッショナー) 「法廷の結論には到底納得できるものではないし、裁判官の ダニエルズが調停人にそんな権利がないということに気付く ことを期待するが、法廷の決定には従う」 「ジャーメインはインディアナの試合に出場できることに なるだろう」 「すくなからず、公聴会が行われる12月30日の試合までは ね」 カーライルは、オニールは15試合のブランクはあるけれども スターターにするつもりであるという。 ☆カーライル 「ジャーメインは本当に熱心に練習を続けてきた」 「体調が万全であるかといった問題もあるが・・・」 「もし彼がスターターとしてやってくれるというのならば、 そうするつもりである」 「彼がいることによって、フロントコートの強化・・ポスト というオプションにおいて大きな意味があるだろう」 チームはあの事件まで7勝2敗だったが、その後、5勝10 敗と大きく負け越した。 ベン・ウォレスを6試合欠いたデトロイトは8勝8敗である。 そして25日、全国放送、12勝12敗同士で激突する。 ☆ハリソン 「やっとフランチャイズ選手が戻ってくるんだ」 「彼が戻ってくることで、チームに大きな存在が戻ってくる ことになる」 「シェイプも維持しているし、すぐにゲーム感も戻ると思う」 「素晴らしい選手であるし、俺は彼が一生懸命プレーし、輝き をみせてくれると思っている」 ☆フレッド・ジョーンズ 「彼はウチのベストプレイヤーさ」 「もちろん彼がプレーすれば、チームはよくなるし、みんなを よりよいプレーを導くことができる選手なんだ」 「長い間、休んでいたけど、彼は素晴らしい選手だから、 チームを助けだしてくれるだろう」