○ラインナップ変更へ インディアナはあの事件以来特にラインナップを変えていない。 スモールフォワード以外は。 スモールフォワードだけは色々変更があった。 まもなく、ステファン・ジャクソンがそのポジションに 収まるだろう。 インディアナは、メンフィス戦までの3試合。 0勝3敗。 スタートSFは過去11試合ジェイムス・ジョーンズと エディー・カリーがプレーし、平均18分たった2点という 成績に終わった。 シュートアベレージは8−28という低調なものだった。 アーテストが平均25点、FG5割台だったことを考えれば その差は歴然である。 さらに彼の守備力を考えればなおさらである。 インディアナがあの事件以降苦しみ、16勝16敗である 理由がここにありそうだ。 インディアナのスタートSFは、アーテスト、ジャクソン、 アーテスト、Jジョーンズ、Fジョーンズ、Jジョーンズ、 カリーと変遷してきた。 カリーはここ7試合スターターとしてプレーしており、 ジャクソンが戻る残り7試合(メンフィス戦が終わっている ので6試合)のスターターを務めるかもしれない。 カーライルはなにも保証していないが、理論的に考えれば ジャクソンがスタートSFになるであろう。 ジョナサン・ベンダーは色々なポジションで、貢献ができる。 今期2試合、11月19日以来ILで過ごしたが、やっと プレーできそうだ。 ただジャクソンが戻ったにせよ、SFがどうなるかはまだ 不確かである。 ベンダー、カリー、Fジョーンズ、Jジョーンズといった リザーブ陣もいる。 ☆カーライル 「状況を見て、考える」 ジャクソンの復帰は、インディアナに得点力とチームへの ムードメーカーを取り戻すことになる。 昨年アトランタで平均18点を稼ぎだしたし、サンアントニオ ではスタートSFとして優勝を経験している。 ジャクソンには今シーズンリザーブSGとリザーブSFを 期待し、加入したが、役割は変更されそうだ。 ジャクソンは遠征にも参加し、チーム練習にも加わっている ので、チームのシステムに滞りなく、入れるだろう。 ☆ジャクソン 「興奮してきているよ」 「準備はできている」 「多くの人が俺のことを自己中心的な選手みたいに思って いるけど、それが間違いで、俺がチームプレーヤーであること を証明してやるんだ」 ベンダーはPFとしての活躍を望んでいたが、まったくもって それが出来ていない。 ベンダーはブロックショットのしやすいインサイドでの 守備を好み、一方で、攻撃では外からの攻撃を好む。 ☆ベンダー 「SFでもPFでも問題ないさ」 「SFとして期待しているなら、SFでもプレーするよ」 カリーも融通が利く。 12月の契約当時はスターター候補ではなかったが、スタート リザーブに関わらず、チームに貢献してきた。 ☆カリー 「NBAの選手の大半がロールプレーヤーなんだ」 「自分の役割ができる選手であれば、あとはコーチが上手く 使ってくれるかどうかなんだ」 「レギュラーシーズンの82試合、そしてプレーオフ・・・ みんなはプレーするチャンスを狙っているし、チャンスが くれば、チームの勝利に貢献する準備ができているように してあるんだよ」