○オニールはチームを運ぶ ジャーメインは大きな責任を負っているだろう。 いまだかつてない信じられないような出来事で、チームは低迷 している。 彼のいない15試合でチームは急速に順位を下げた。 そのことは彼にとって大きな責任を感じさせるものとなったし そして、自分の存在というものを認識しただろうし、いかに バスケが好きかということを再認識させられただろう。 ☆オニール 「多くの人々がバスケが好きだというが、実際にそれを奪われ てみないと自分がどれだけバスケが好きかということを理解 できないと思う」 「信じられないような気持ちなんだ」 「自分にはどうにもできなく、とにかく待って、待って、待っ て・・・バスケがいかに自分にとって大事なのかを再認識 できたと思う」 NBAオールスターのリザーブ選手が火曜日に発表される。 ジャーメインは4度目のオールスターが有力だ。 イーストのファン投票3位、グラント・ヒルとたった6万 5000票差、4位のウォレスとは50万票差をつけていた。 あの事件が彼のスターターの座を奪ったともいえるが、とは いえ、彼のその後のパフォーマンスを見る限り、選ばれた コーチも彼を外すことはないだろう」 平均26.5点はインディアナ史上歴代2位の数字であり、 3年連続オールスターでプレーした選手はインディアナに いない。 ☆カーライル 「ジャーメインは当然オールスターに選ばれると思うよ」 「彼はちゃんと人としてプロとしてチームメートとして、苦境 にあるチームを牽引してくれた」 もし選ばれたとしても、かつてのようなウキウキした気分で プレーすることはできないだろう。 今年はジャーメイン以外選ばれそうにもない。 ☆オニール 「オールスターに選ばれたら、仲間たちに対して少し罪の 意識を感じるよ」 とはいえ、プレーしないという考えはない。 それはファンや選んでくれたコーチに対して侮辱になると いう。 ☆オニール 「オールスターはオールスターだしね」 「楽しむつもりでいるし、恥じないプレーをするつもりさ」 ここ最近の連敗時、彼は不調だった。 1月19日のニューオーリンズ戦では3つのフリースローを 外した。 リバウンドの数字も落ちており、過去4試合でたった1つしか オフェンスリバウンドを獲得していない。 ブロックショットもここ5試合中3試合で0という数字だ った。 それでも彼がチームをひっぱっていける選手であることは いうまでもない。 連敗ストップ後ののアトランタ戦では38得点をあげ、チーム の勝利に貢献した。 インディアナは彼の出来不出来によるところが大きい。 接戦になれば、あらゆるプレーが彼を経由することになる。 これからもジャーメインによるところが大きいだろう。 ☆エディー・ギル 「インディアナはジャーメインとともに浮き沈みするのさ」 オニールにとっては問題ないだろう。 彼は唯一のマキシマム契約選手であり、他のスターター選手の 2倍以上のサラリーであるがゆえに、責任にしり込みするつ もりはない。 バードに補強依頼もしないし、チームメートにより強力を 頼んだりもしてない。 周りの仲間に感謝しつつも彼はこういう。 ☆オニール 「俺はよりよい仕事をしなくてはいけない」 「多くの人々が俺に負担がかからないようにしてくれるが、 NBAである程度のレベルになった選手はプレッシャーを 受けて当然なんだ」 「インディアナは俺に多くのサラリーをくれている」 「そしてチームがいいチームであり、俺がいい選手である ことを期待している」 「だから俺はその額だけの価値がある選手になりたいし、 要求されるプレーをしたい」 「特に俺はレジーが頂点で去れるようにしてやりたいんだ」