○バードは選手の引退が早すぎないことを望む デイブ・コーウェンスとピート・マラヴィッチは、ボストン で80年シーズンを最後に引退した後、殿堂入りした。 ボストンはその翌年優勝した。 レジーミラーが引退を発表したが、早すぎるという人もいる。 ラリー・バードはもう1年ミラーにやって欲しいと思ってい る。 引退会見の前にこうコメントしていた。 ☆バード 「レジーはもう一度チャンピオンシップを獲得する機会を 得る必要がある」 インディアナは昨シーズン61勝をあげ、今年もスターター 2人と重要なリザーブ1人を怪我で欠いていても、有力候補 であったが、あの事件で状況は一変した。 NBAがアーテストのサスペンドを解除しない限り、タイトル コンテンダーにはならないだろう。 チームは現在9位である。 ミラーが引退した次のシーズンに優勝したとしたら、なんという皮肉であろうか。 バードはマラヴィッチとコーウェンスのケースで同じ状況を 見た。 ☆バード 「彼らがやめるなんて信じられなかった」 「いいチームだったしね」 「どうしてやめるのかって思った」 「会えばいつでもそれについて彼らにいうよ」 「そうすると彼はこういうんだ」 「ちくしょう、わかってたら残ってたよって」 「それはインディアナでも起こりうる気がするんだ」 ウォルシュはミラーのキャリアをチャンピオンシップという 秤で計ってほしくない。 ☆ウォルシュ 「みなチャンピオンシップが欲しいと思うだろうが、彼は 素晴らしいキャリアを過ごしたんだから」 カーライルとチームメート達は今回の正式発表がチームに とっての発奮材料になってほしいと思っている。 ☆Fジョーンズ 「できれば、これがきっかけになって、ミラーがコート上に なにも残さずにされればいいと思う」 「俺たちに大きな道を開いてくれた男のために、みんなで 一丸になって、貢献しなくてはいけない」 「インディアナに彼がいなければ、今のこのチームは存在 していなかったのだからね」