○ミラーはフランチャイズの発展に喜びを覚える ファンはレジーミラーのクラッチシュート、プレーオフでの 活躍を思い出すだろう。 しかしミラーは自分の18シーズンの功績がバスケットボール コート以外で起きたことだと考えている。 自分自身とそしてフランチャイズの成長・・。 インディアナが彼を指名した時、それは不評だった。 過去12年にたった1度しかプレーオフに出場していない チームだったし、インディアナポリスという街も成長段階 にあった。 ☆ミラー 「引退するときだと思った」 「いつも言ってきたことだけど、組織、そしてチーム、選手 が次のレベルに達した時、俺がこのチームを去るときだと と思った」 「若い選手達、フレッド・ジョーンズ、ステファン・ジャク ソンにはこのフランチャイズを成長させる力があると思う」 「今、私がこのチームを去り、他の選手達がこのチームを 発展させる時だと思った」 「87年にこのチームに来て、正直興奮した気持ちはなかった」 「インディアナポリスにきて、そんなに色々な物がなかった ことを覚えている」 「俺は80年代から90年前半に色々な場所にいったけど、 ほとんどの人がインディアナポリスという街、そしてペイサーズというものがどういうチームなのかを知らなかった」 「今のこのチームはみんながいい状態であれば、NBAの トップ10に入る実力あるチームである」 「今、世界中の人が俺たちのことを知ってくれるようになった と思う」」 「この街とともに、俺たちは成長してきた」 ミラーはシーズン終了後まで引退問題について黙っていようと していたが、TNTの1月27日の国内放送でミラーがチーム メートに引退の意思を伝えたというクレイグ・サーゲルのレポ ートにより、本心を伝える必要があると感じたという。 実際、ミラーはシェリル・ミラーが配信したニュース以前に チームメートに引退の意思を表示してはいなかった。 その報道の前にカーライルとウォルシュには伝えていたが、 他の選手には伝えていなかった。 ☆ミラー 「正直サーゲルの行為は俺や家族を勝手にネタにする形に なった」 「家族も誰も知らなかった」 「シェリルが同じ会社で働いているし、仕事仲間である以上 失礼なことだとも思う」 「みんながいつも聞いてくることを勝手にいうことは、正直 なにかを強制されるような気持ちだった」 「だから理想的な場面での発表ではないんだ」 「注目が俺に集まるべきではない」 「みんながあの事件の穴を埋めなくてはいけない」 「だからチームに注目してほしい」 ミラーにはあと1年6ミリオンの契約が残っている。 ウォルシュ、オニール、そして他の選手達は心変わりを期待 しているが、ミラーはその可能性を打ち消した。 ☆ミラー 「ありえない」 「マイケルジョーダンのようなことをするつもりは全く ない」 マイケル・ジョーダンは2度目の引退の時に99.9パー セントという表現で可能性を示し、2度目の復帰を果たして いる。 ミラーはチームの若手に満足しているので、引退に悔いはない という。 しかしチームは不振でイースト9位。 ミラーのキャリア史上5度目のプレーオフ進出できない シーズンになろうとしている。 しかし仲間たちがみな復帰すれば、大丈夫だと彼はいう。 彼はまたNBAコミッショナースターンに対し、アーテスト の復帰を要請した。 ☆ミラー 「まだ大丈夫だ」 「正しい方法で戦えばきっと今年もスペシャルな年にする ことができると思う」 「理論的にいえば、ジャーメインもステファンも戻ったのだ から、ロンも戻すべきであろう」 「確かに彼が発端であるが、他の2人ほど暴れていない」 「コミッショナーがアンフェアである気がする」 「だが、そんなことをいってもられない」 「彼なしでも12人で勝利していかなくてはいけない」 「彼が救世主であると思っていたら、彼は救世主にならない だろう」 「俺たちの力で達成させるという気持ちが必要なんだ」