○ダンクコンテスト出場? フレッド・ジョーンズは今年のダンクコンテストに出る予定 ではなかった。 しかし気が変わった。 ただ練習中にエディー・ギルとぶつかり、そしてアキレス腱 の炎症も悪化している。 今日のポートランド戦も含めて、出られるかは不明だ。 ジョーンズはポートランド出身で、オフは地元で過ごすほど なので、試合には出るだろうが、本人次第とはいうが、ダン クコンテストに出場することはややインディアナ関係者を ヤキモキさせるだろう。 彼は11月17日に膝を痛めた時点で、既にダンクコンテスト への不出場を考えていた。 しかし家族や友人の説得で、NBAのステュ・ジャクソンに メンバーに入れてくれといった。 ☆Fジョーンズ 「みんなにいわれてやる気になってきたよ」 「コイツ(膝)も大丈夫だろ」 「実際どうするかは明日決めるけどね」 ジョーンズにとっていいことは、今の彼は身体能力という 武器だけではないということだ。 かつてはシュートに悩んだが、彼はチームでも最も脅威的な アウトサイドシューターの1人になりつつある。 チーム1の3Pアベレージ4割に、チームで3番目の フリースローシューターである。 彼はダンクコンテストだけでなく、3Pコンテストにも出たい と内心思っている。 ダブル出場だ。 ☆ジョーンズ 「心の奥深くでそれを願っているね」 「自信もあるよ」 「次のオフに練習を重ねれば、どんどんよくなっていく はずだ」 ジョーンズは昨年左肩を手術し、存分な練習ができなかった。 最近の進化は特に目覚しい。 ここ13試合中10試合で二桁得点、3P5割、FGは4割 以上だ。 ジョーンズの膝の怪我はあの事件によるサスペンドや怪我に よる負傷者の連続により、色々な役割を要求されたことにも よる。 しかしジョーンズは3番目のバックアップSG・SFから 得点を供給できるバックアップSGとしてのポジションを 確固たるものにした。 安定感もでてきたので、カーライルとしてはマッチアップの 問題がなければ、試合の終盤にも彼を使っていきたいと 思っている。 ジョーンズも決して不満はない。 ☆ジョーンズ 「色々役割をやったけど、やっとチームも落ち着いてきて、 俺も役割を確保したと思う」 「今はプレーしていて気持ちがいいんだ」 カーライルはジョーンズの攻撃オプションを多用するように なってきている。 ☆カーライル 「彼は、このチームで彼のことが必要なことを理解してくれ ていると思う」 「攻守で彼は本当に必要な選手なんだ」 「もしかしたら色々できるし、攻撃力が最もあるかも しれないね」