○今度は映画で! 彼らのバスケットボールキャリアの終焉が近づいて いるが、ミラーとデイビスは新しい世界への意向を 始めている。 映画界は彼らを観てきた人々にとって現実的ではない かもしれないが、彼らはそんな方向へむかっている。 2人のインディアナ選手はこの夏映画を取る計画を 進めている。 今期限りで引退を決めているミラーはブームベイビー プロダクションズという会社を作り、「ビューティフル オハイオ」という映画のエグゼクティブプロデューサー になるだろう。 デイビスはまだ引退の準備を始めてはいないが、過去 数年音楽や映画プロジェクトに携わっている。 過去には「プレイヤーズボール」という映画の配給に 携わり、もう一つのスポーツギャンブルに関する映画 を作りはじめようとしている。 ☆デイビス 「面白いよ」 「色々なものの積み重ねだからね」 「作ったら、今度はそれをショーケースにいれる」 「世界に二つとないものをね」 しかし、デイビスにとって、単なる趣味ではない。 ☆デイビス 「楽しいけど、儲けも必要だし、長い目で映画作りを していきたい」 同様にミラーも次の人生の候補として考えている。 ミラーはインディアナのラジオコメンテーターである ボブ・レオナルドから彼の会社の名前として、レオナ ルドがミラーの愛称として使用したブームベイビーの 使用許可を受けている。 ミラーは彼の初めての映画に、ハリウッドの今年の オスカー受賞者のベテランヒラリー・スワンクやチ ャド・ローをスタッフに加えた。 ☆ミラー 「彼らが俺を受け入れ、俺を助けてくれるのは本当に 心強い」 「彼女がまたオスカーをとるようならば、彼女は他にも 色々できることを示すことになると思う」 「本当はバッターボックスに立つべきなんだろうけど、 映画を作りたかったんだ(ジョーダンに対する皮肉 かと)」 「ハリウッドという大きな舞台に対する挑戦だよ」 「100億ドルのフィルムを作ろうとは思わないけど ね」 ○謙虚な目標 ミラーが映画で目指すものは低予算による映画、そして 現実的な話である。 1993年に大喝采を浴びた天才チェス少年とその父親 の関係について注目した映画「Searching for Bobby Fischer」が彼のお気に入り映画である。 ミラーは「Good Will Hunting」が彼の会社が目指すモ デルの一つであるという。 ☆ミラー 「スパイダーマンやタイタニックを目指してるんじゃ ないんだよ」 「俺たちが目指したいのは、低予算でみんなにメッセ ージを残せるようないい映画を作ることなんだ」 「俺達はみんなに人々が考えるような映画を残したい んだ」 ビューティフルオハイオは世代を超えた感動的な 物語であるといわれている 予算は3.2ミリオン。 そのうちの少なくとも1ミリオンはミラーから投資 されたものであるという。 ミラーはキャスティングや編集には参加する予定だが、 演技などには関与しない。 デイビスも「Playas Ball」に関して、同様に演技など には関与しない。 「プレイヤーズボール」は、1人のバスケットボール 選手が会ったこともないと主張する女性により、1人 の子供の父親にされてしまう話である。 デイビスはジェニファー・ハーパーとジェイソン・ トゥエィンらをスタッフとして活動する。 デイビスはアトランタを拠点に「WARエンターテイ メントという名の会社で活動している。 「World Ain't Right」の略語で、世界の悪に対する 意味を持っているとWEBサイトに書いてある。 (世界は正しくない) ☆デイビス 「まだまだだけど、最終的にはエンターテイメント界 に旋風を巻き起こしたいんだ」 ○異なるアプローチ デイビスの映画に対するアプローチはミラーの物よりも 洗練されている。 彼は特にスポーツ関連の話に興味があり、「プレイヤ ーズボール」も、彼の14年間のNBAキャリアに関連 がある。 彼の次のプロジェクトは「Double or Nothing」で、 内容はギャンブルの負債を払えなくて危ない目にあう 人間が立ち直る喜劇である。 脚本はチャーリー・ミーン。 彼はクリーブランドでスポーツやニュースキャスターと しての経験を持ち、今は映画関連の仕事にたずさわって いる。 ミーンが37歳の時、デイビスとポートランドで出会 い意気投合した。 ☆デイビス 「ネタは色々なところにある」 「人生の中で俺は色々なものを見たり聞いたりしてきた んだ」 「それを映画に生かせれば、きっとみんなが見たいもの ができると思うんだ」 デイビスは1ミリオンをプレイヤーズボールに投資し、 他のプロジェクトにも1ミリオンを投資している。 ☆デイビス 「まだ映画界に進出したばかりだから、見返りはない だろう」 「でも、ちょっとでも見返りが欲しい」 「話の話題になるぐらいはね」 デイビスとミラーはインディアナで9年間の時を過ごし、そしてまた今年一緒にプレーしている。 次の人生において、また一緒に活動するなんてことも あるかもしれない。 ☆デイビス 「俺達はシーズン後、また協力できることがあれば、 一緒にやっいくかもしれない」 「ビジネスは信用できる奴とやりたいからね」