○ファン達はレジーにさよならをいう準備をする


彼は１８年間で多くのファンを獲得した。

そして必然の出来事は今夜実感できるであろう。

そう、レジーがインディアナペイサーズのためにプレー
しない日が近づいている。


レジーはレギュラーシーズン最後のホームゲームを
今日行う。

チームは３連敗。

プレーオフの順位を決定する大事な試合であるが、
それよりも３８年のインディアナの歴史で最も愛さ
れた選手の送別会になるだろう。


ミラーの脚は生まれつき曲がっており、医者は他の
子供達のように走ったりジャンプできないだろうと
予想していた。

しかし、彼はＮＢＡでキャリアを重ね、独特なキャリア
を過ごしている。

現在３９歳、１８年目のシーズンで平均１５点、３０点
以上の試合は６回。

インディアナの１３つのカテゴリーで最高の数字を
あげ、殿堂入り候補として、クラッチシューターとして
の評判をあげた。


オフコートでも、無数の人脈を持ち、ファンとの関係
を築き上げてきた。


ホームゲームの前や後に、色々な学校、病院を周り、
年配の女性ファンのために、誕生日に電話をかけた
りもした。


インディアナはミラーのサヨナラ関係の話題作りは
一切しなかった。

それ故に、彼はプレーオフ進出に集中できた。

いうまでもなく、ミラーという存在がフランチャイズに
残した功績の大きさは理解していたが。


☆ウォルシュ
「彼は勝利するためにあらゆることをしてくれた」
「プロとしてプレーし、偉大な選手として、そして
偉大なコミュニティーの一員として行動してくれた」
「彼はいうまでもなく、フランチャイズの大きな功績
者である」

それ故に、別れを告げるのはもちろんのこと、感謝を
するのも困難である理由である。

インディアナはビデオトリュビュートを作り、そして
試合後のセレモニーをする予定である。

オーナーであるハーブ・シモンとメル・シモン、
ウォルシュ、バードが司会をする予定である。

ミラーの姉シェリル、親友であり、元チームメートで
もあるマーク・ジャクソンも参加する予定である。


引退式は来シーズン予定である。


ファンは今夜賞賛を送るであろうが、彼らはより創造的
な方法で、彼らの気持ちを伝える方法を見出した。

たとえば先週、フロリダの女性は、「レジー」と名づ
けた彼女の犬がボールをかごに入れるビデオを送ろう
としていた。


アリソン・クレメンスはインテリアでそれを示した。

セント・バーナバスの１２歳の学生は、１０月に自分
の寝室を神殿のようにデコレートした。

ジャージ、ポスター、新聞、そして他の重要な記事で。


両親のマークとキャロライン、姉のアビィーはシーズン
チケットホルダーであり、アリソンも４歳からのファン
である。

アリソンがそこまでやる簡単な理由がある。

☆アリソン
「彼はビックショットをいつも決めてくれるんだもん」


彼女は１２月７日のミルウォーキー戦でボールキッズ
として頑張ったときにミラーと初めて会った。

ミラーは彼女の望みを叶えるように３２点の大活躍。


アビィー・クレメンスは４月１０日にボールキッズと
して貢献した。

ミラーはその時も３４点を重ねた。


☆アリソン
「ウチの家族の力だと思うわ」


２人の娘はインディアナにミラーがいなかった頃を
知らない。

しかし、とうとうミラーがいないインディアナという
ものを経験することになるだろう。


☆キャロライン・クレメンス（母親）
「それは悲しい日になるでしょうね」
「それについて色々話したわ」
「どうしようかと」
「インディアナの試合を見るのがこれから楽しくなる
のか？とか」


１９６７年以来のシーズンチケットホルダーである
クッキー・イングリッシュはミラーがいる前の時代
から試合を見ている。

多くの選手が来たり、去るのを見てきた。

彼女もポストミラー時代に恐怖を覚える。


☆イングリッシュ
「彼がいなくなったら、本当に寂しく思う」
「プレーオフの残り数試合・・」
「本当に悲しく感じると思う」

「彼は驚くべき選手である」
「あんなに細いのに、彼が怪我したのは１度か２度
ぐらいだと思う」
「ちょっとの怪我で１ヶ月も２ヶ月も休む選手がいる
けどね」
「選手とはミラーのようにあるべきだと思う」


しかしミラーは感傷的になっている場合ではない。

プレーオフのシード争いが６、７位の間でゆれつつ
ある。

連敗を止め、プレーをよくし、６シードを守る必要
がある。


☆ミラー
「まぁ、ただの１試合に過ぎないよ」


そうではないのだが。