○インディアナは楽しみにローベックを待つ ダニー・グランガーのまさかの17位指名ばかり注目されており、 インディアナの2巡目指名にあまりスポットが当たらない。 しかし、1、2年の間にエラゼム・ローベックの指名は大きなプラスで あったとなるはずである。 ☆ローベック 「自分を指名してくれるようなチームがあったことを本当に嬉しく思う」 「インディアナには素晴らしいスタッフがいると思っているので、それは 自分にとって大きな意味があると思う」 「来シーズンもしくはその後のシーズンに貢献できると思っている」 6−10のPF、ローベックは少なくとももう1、2年はイタリアのチームで プレーすることになるだろうが、彼を長期的に見ているインディアナにとって 問題はない。 ☆ジョー・アシュ(スカウトディレクター) 「彼が16歳の時から興味を持っていた」 「賢いし、プレーの仕方を知っているいい選手だと思う」 ローベックは2002年ー03年シーズンにミシガン大学でプレーしている。 平均6点3Rの成績で、欧州に戻り、イタリアのボローニャでプロとしての キャリアをスタートした。 ☆アシュ 「ミシガン大学の時、彼は17歳で、いい仕事のできる子だなと思っていた」 「彼は欧州でプロのキャリアをスタートし、いい契約を得た」 「多くの人間がミシガン大でプレーし続けるべきだと思っていただろうが、 彼は欧州でプレーすることにより、日々成長していった」 プロ1年目こそあまり活躍できなかったが、04−05年シーズンは平均9点 5R、FGパーセント56で、欧州リーグの新人王になった。 2004年シーズンもドラフトにエントリーしていたが撤回し、今年は新人王 を獲得したことを気に再エントリーする。 ☆ローベック 「また撤回も考えたけど、欧州の若い選手が活躍する機会はそんなにないな と思ったから、撤回しなかった」 「インディアナは毎年俺に興味を抱いていた」 「他のチームと違ってね」 「バードがよくボローニャの試合に来ていたから本当に興奮したよ」 ローベックは8月にはスロベニア代表チームのトレーニングキャンプで 9月の欧州選手権に参加するだろう。 スロベニア代表チームにはブレゼッチ、ネステロヴィッチ、 ナッシュバール、ウドリッヒらがいて、彼らと早ければ06年シーズンに 対峙することになる。 ☆ローベック 「NBAでプレーできるなんて思わなかったから、まだなんともいえないよ」 「たぶん今、代表チームの数名の選手が俺にNBAというものを教えてくれ るだろう」 「だから俺はNBA選手に対してどういうプレーをすればいいのかってことを 学ぶ機会を得ると思う」 「インディアナの選手になれることを嬉しく思う」 「長い間、インディアナを見ていたしね」 「夢がかなったよ」