○追わず FA交渉がスタートしたが、インディアナには関係なさそうだ。 レッドやアレンといった選手に興味がないのではない。 彼らを獲得するキャップスペースがないのだ。 インディアナはすでにサラリーキャップをオーバーしており、チームに あるのはミドルの5ミリオンの枠と、1.6ミリオンの除外枠だけである。 ウォルシュが最優先に考えているのは、デイル・デイビス、ジェイムス ジョーンズ、ジョン・エドワーズとの再契約。 3選手とも他のチームの契約にマッチできる制限つきFAではあるが。 ☆ウォルシュ 「私はFA選手よりも、自分のチームの選手との契約を最優先に考えたい」 「優勝できるチームになってきているので、コートでプレーできる十分な 選手を配置しておかなくてはならないのだ」 デイビスはプレーオフ進出に重要な役割を果たした。 3月4日に契約し、ジャーメインの怪我での欠場の穴を埋めた。 チーム加入後、38試合全てにおいてスターターとしてプレーした。 ☆チュビー・ウェルズ(デイビス代理人) 「インディアナはいうまでもなく契約対象のトップ候補である」 「(契約が)上手くいけばいいと思っている」 インディアナには層の厚さ故にトレードをするチャンスがある。 バックアップセンターであるポラードは来年契約が切れるためにトレード 候補の中心になりそうだ。 ただウォルシュはチームの大改革をする必要はないという。 よく噂で出るアーテストやベンダーのトレードにはあまり興味がなさそうだ。 ☆ウォルシュ 「あらゆるポジションで層が厚いと思っている」 「また優勝できるチームに戻っているだろうし、グランジャーを獲得し、さらに チームはよくなった」 「FA選手との契約でもチームはよくなるが、トレードでもチームをよくする ことは出来る」 「あらゆる策は検討しているが」 インディアナはFAもしくはトレードでベテラン3Pシューターを探している。 ジャクソンとジョーンズは決して素晴らしい3Pシューターでは無いが故に。 インディアナは新しい団体交渉協約のオプションを行使するかもしれない。 キャップオーバーの時にラグジュアリータックスを払わないように1人の選手を 解雇できるルールである。 いうまでもなく、オースチン・クローシェアがその候補であろう。 インディアナはクローシェアと2年18ミリオンの契約が残っている。 クローシェアはチーム2番目の高給取りであるが、平均9点5Rと成績はさえない。 ☆バード 「なんともいえないね」 「とりあえず夏にいろいろ考えることになるだろう」 「オーナーもタックスを払いたくないだろう」 「ただ一ついえることはオースチンはこのチームにおいて、価値のある選手である」 「一生懸命プレーするし、正しいプレーができる」 「彼を失うのは辛い」 すでにニューヨークのアラン・ヒューストン、そしてダラスのマイケル・フィンリー は、その協約により、解雇されるといわれている。 ウォルシュはもし誰かを解雇するにしても期間ぎりぎりの10月1日まで考えるという。 ☆ウォルシュ 「誰が解雇されるのかを見ることによって、またチャンスがあるかもしれない」 「フレキシブルに動くことでいい選手が取れるかもしれないしね」