ある者は、NBAチームの目に留まることを希望している。 ある者は、初めてのNBA経験にワクワクしている。 そしてそれ以外の者たちは、昨年試合に出られなかったことに よる調整をすることになる。 日曜日、コンセコフィールドハウスで、ルーキーフリーエー ジェントキャンプが始まった。 ☆ダンバークAC 「攻撃面の枠組みを作るんだ」 「まぁシーズン中にやろうとすることと大きな違いはないよ」 「ある程度自由にプレーさせるし、その中で上手くチームとして プレーする能力を身につけさせたい」 「もしリバウンダーとしてプレーするなら、とにかくリバウンド で頑張ってもらい、点をあげようとする必要はない」 「我々は選手達に自分の夢を達成するために、平等にチャンスを 与えてやりたい」 インディアナは木曜日までインディアナポリスで練習を重ね、 ミネアポリスで行われるサマーリーグで5試合を行う予定だ。 ☆ダニー・グランジャー 「本当に心配しているよ」 「ワークアウトでの2オン2以来、対決といった形での 練習をしていなかったからね」 「でも、ひさびさの相手がいるプレーになるので、楽しみでも あるけどね」 インディアナに興味深いFA選手はいなそうだが、グランジャ ーとアーテスト、さらにハリソンやベンダーといった選手が サマーリーグでプレーする。 アーテストに至ってはあの事件以来のプレーである。 またアーテストが地元メディア相手に、あの事件以来始めて 会見をする予定である。 (会見要旨) ☆アーテスト 「スラム出身の人間だし、俺はこれからもそういったスタイル で生きていくと思う」 「しかしそれとともに、多くの子供達が自分を見て育つだろう」 「そのために、自分も変わらなくてはならないだろう」 ○背番号91から15への変更について (今まではブルズの黄金時代のメンバーの背番号) 「もう(ブルズの背番号は)十分だ」 「今からまた高校時代や大学時代の15で頑張るよ」 ○サスペンドについて 「最も辛かったのはチームにいられなかったことさ」 「でもチームは良い時も悪い時も俺を支えてくれたと 思う」 ☆ダンバーク 「アーテストには普通にチームのためにプレーしてほしい」 「別に30点とか取る必要はない」 「みんなそれぐらいやれることは知っているからね」 「怪我せず、うまくチームとしてプレーし、より自分のプレー に磨きをかけてくれればそれでいい」 ベンダーは去年28試合しか出場しなかったが、怪我が治った ことを再び立証することになりそうだ。 ベンダーは現地で合流し、おそらく2、3試合だけプレーする ことになる。 ハリソンは2月上旬に左膝を痛め、4月に内視鏡手術を受けた。 ☆ハリソン 「2月以降プレーしていないが、手術後にまた膝を使っての プレーをしなくてはならない」 「怖くないよ」 「ただ、動きに慣れてないだけさ」