○仕事と夢を求めて バスケットボールキャリアにおいて、クリストーマスは初めて 自分の仕事(ポジション)を獲得しようと奮闘している。 アマチュアレベルにおいて、常にエリート街道を突き進んで きた彼にとって、初めての試みであり、インディアナでその 挑戦を行うことになる。 今週始まったルーキーFAキャンプで彼は強烈な印象を チームに残した。 ☆リック・カーライル 「我々は彼が素晴らしいシューターであると理解している」 「得点力ある選手であり、プレーメイクもできる」 「我々はNBAレベルでチームを上手くまわすことのできる 選手を必要としている」 「それが我々のチームでプレーできるかどうかのカギになると 思う」 「彼の守備面でのクイックネスも印象的だった」 「攻撃面では既にやれることがわかっているし、彼は色々な 面でやれる選手だと印象を持っている」 トーマスは大学バスケにおいて、活躍した選手の1人といえる。 平均17点7A4R2ST。 2000得点800アシストを達成した3人の選手のうちの 1人である。(ペイトンとシラキュース大のサーマン・ダグラス) 彼はキャリア全試合の128試合にスターターとして出場し、 2195点を重ねた。 しかし、トーマスはドラフトの夜に指名されることはなかった。 彼がまったく期待されなかった訳ではない。 少なくとも彼の4年間のシーズンは素晴らしいものだった。 ただドラフトされなかったおかげで、自分が一番必要とされる チームを選ぶことができる。 インディアナ出身の彼は、インディアナからサマーリーグ キャンプに呼ばれるとすぐに参加を決めた。 ☆トーマス 「インディアナでプレーするなんて考えても見なかった」 「ドラフトされなかったのは不幸中の幸いかもしれない」 「高校時代からインディアナを見てきたし、インディアナも 俺のプレーに興味を持ってくれていたからね」 「インディアナでプレーできるのは素晴らしい機会であるし、 みんなも俺を後押ししてくれた」 「コーチやスカウトたちも俺の一生懸命のプレーと、なにが できるかってことを興味深く見てくれていると思う」 トーマスは優れたオフェンスプレーヤーとして評価されている が、NBAでプレーするためにはPG他の能力もあることを示す 必要がある。 ☆ダンバークAC 「もしPGとしてチームオフェンスを動かす能力があれば、 彼はNBAでプレーするチャンスを得るだろう」 「彼のシュート能力には本当に好感を持っている」 「敵のプレッシャーの中で、彼がどういったプレーをするのか 見てみたい」 「もしそういったプレッシャーの中で上手くボールを供給し、 攻撃をタイミングよくまわすことができるかに興味がある」 木曜日にキャンプを打上げ、ミネアポリスでのサマーリーグ に向かう。 チームは14人の選手と既に契約しており、ティンズリー、 ジョンソン、ギルといった3人のPGと契約している。 トーマスは彼ら3人との戦いになることを理解している。 ☆トーマス 「NBAでやれるなにかを証明しなくてはいけない」 「それは高校でも大学でも一緒だった」 「コーチたちは各々のクラスでプレーしていきたいなら、 我慢して、自信を持って自分の長所を示していかなくては いけないと俺に伝えてくれた」 トーマスは上のクラスでプレーしていく上で同じような状況で それを示してきた。 高校生の時は1年生にしてチームを州のチャンピオンに率い、 ノートルダム大学ではデビュー戦でいきなり24点11R11A のトリプルダブル、さらには国内の新人王にもなった。 彼は次のステップでなにをすべきか理解している。 ☆トーマス 「NBAではなにもかもが戦争のようなものだと思っている」 「みんな仕事と、夢を求めて奮闘しているからね」