今年のインディアナのサマーリーグは単なる楽しみといえる ものではない。 オールスター選手ロン・アーテストの復帰戦、さらには怪我 から復帰のハリソン、ベンダー・・・。 残念ながら今年の1巡目ピックのダニー・グランガーはまだ 怪我の状態が完治していないために、参加しなそうだが。 アーテストは去年ほとんどを棒に振ったため、11月19日 以来の試合となる。 インディアナはヒューストンと金曜日に戦う。 普段はSFをやっているアーテストだが、人材不足のため、 PFでのプレーをすることになる。 今回のアーテストのPF案は今年のレギュラーシーズンを でのテストとして興味深いものとなりそうである。 ☆ダンバーク 「プレータイムはどうするか決めてないが、アーテストには色々 なポジションをやってもらうつもりだ」 「特にSFとPFを中心にね」 「今回のテストはロンがレギュラーシーズンでも両方のポジ ションができるかを試す興味深いものだと思う」 アーテストは6−7とPFとしては小さいが、強靭な体を 生かして、PFとしてプレーすることになる。 ☆アーテスト 「体格面ではNBAのPFのほとんどと対峙できると思ってい るよ」 「当たりの強さでは負けない」 「だからPFをやれといわれれば異存はないよ」 「コーチがPFをやってくれないかと聞かれたときもすぐに やるよって答えた」 「アグワイアやバークリー、ランドルフだって6−8でやれる んだから、可能性はあるはずさ」 ハリソンは膝の怪我で終盤のほとんどを欠場した。 話によると、身体が絞れ、かなりエネルギッシュにプレーして いるという。 ベンダーも膝の故障でシーズンのほとんどを欠場したが、 キャンプには参加せず、自主トレを重ね、サマーリーグから チームに合流する。 ☆カーライル 「ハリソンとベンダーは素晴らしく進歩しているよ」 「いい選手なのはわかっているし、可能である限りあらゆる プレーをしてほしい」 「なによりも怪我には注意して欲しいけどね」 ハリソンはたぶん全試合に参加しそうである。 インディアナはさらにFAセンターであるエドワーズと、 ラドジェビッチをセンターとして登録している。 ☆ダンバーク 「ハリソンは素晴らしいシェイプを保って、一生懸命やって いるし、かなりいいよ」 「我々はこのままこの集中力を保ってプレーして欲しい」 「他の選手を私が呼ぶまでは彼には全試合のあらゆる時間に に出てもらうよ」 「脚の状態もよさそうだしね」 ☆ハリソン 「膝の状態は本当にいい」 「前以上に走れるだろうし、できれば40分ぐらいプレーした い」 ベンダーはボストンとニューオーリンズでリハビリを兼ね、 ダン・ディレクとともに練習を重ねているという。 ベンダーは金曜日と日曜日の試合のみの出場となりそうだ。 ☆ダン・バーク 「金曜日に合流し、すぐにローテーションに組み込むつもり である」 「たぶん彼はすぐにプレーできると思う」 「プレーっぷり、そしてプレー後、プレー後数日後の彼の 状態に注目したい」 「そこで脚の状態がよければ、我々は彼が来期十分貢献できる と判断するよ」 グランジャーは1月に行った膝の半月板の交換後の状態が完璧で ないため、出られない訳でないが、チームが大事をとって 休ませることにした。 ☆グランジャー 「念のためさ」 「ドクターはプレーしていいというけど、チームは別にプレー する必要もないし、リスクを負う必要もないというからね」 「チームは俺の膝の状態を完璧にして欲しいみたいだし・・・」 「手術後大学で13試合もプレーしているし、全然やれるん だけどな・・・」 カーライルはグランジャーの膝の状態を10月のトレーニング キャンプで100パーセントにしたい意向をコメントする。 ☆カーライル 「焦る必要はなにもない」 「左足の状態を来るべきときに完全にしてくれればいい」 「リスクを負う必要はまるでないし、彼がやれることなんて 100も承知だからね」 「接触プレーは避け、一つ一つのプレー能力を高めて欲しい」 「今のプレー状態は10月のトレーニングキャンプと違い、 全く重要でない」