5日間、いうまでもなく今回のサマーリーグの中で最も 優れた選手であるロン・アーテストに注目が集まった。 彼はあの事件の時から変わっているのか? ☆アーテスト 「多くの自信を取り戻すことができた」 「戻って間もないので、少し悪い部分もあったが、とにも かくにやれるということがわかった」 「やろうとしていたことができたと思う」 期待どおり、アーテストはインディアナを1試合平均20点 の数字でチームをひっぱった。 ファンはそんなに多くなかったが、アーテストはファンとも もめることなく、テクニカルファールを受けることなく、 サマーリーグを無事終えた。 アーテストもレギュラーシーズンになれば違うことは理解して いる。 ☆アーテスト 「デトロイトやボストン、フィラデルフィアでは色々 いわれるだろうね」 「まぁどこにいっても冷静にいられると思う」 「みんなが思っているような事件にはならないよ」 本来ならアーテストがプレーする必要のない試合である。 ルーキーやロースター争いをする選手の争いの場である。 しかし、アーテストが出場を望んだ。 組織の中でプレーをしたいと。 ☆ラリー・バード 「アーテストを賞賛したい」 「戻るために彼がしてきたことについてね」 「彼は練習し、ちゃんとコンディションを整えてきた」 「素晴らしい年になることを期待している」 アーテストが本気を出せば、もっと得点を取れただろうが、 チームオフェンスという形を優先した。 ☆ダン・バーク 「重要なのは、ロンがサマーキャンプにきて、一緒に練習を したことだと思う」 「チームとしてのバスケに戻って、彼は集中を保ち続けた」 「一生懸命練習し、他の選手達に上手くチャンスを提供した」 「正直、彼のレベルを考えれば、価値ある試合ではないかも しれないが、復帰のステップとしてはいいものだったと思う」 アーテストはトレーニングキャンプまでの2ヶ月音楽活動を しながら、トレーニングをするという。 ☆アーテスト 「やや足の動きのスピードが失われた気がする」 「スピードを取り戻さなくては」 「シュートにはかなりいいイメージを持っている」 「トレーニングキャンプが始まる前までにあらゆる面で スムーズにいくようにしたい」 また5対5でのゲーム感を取り戻すまでにいかなかったので ニューヨークでゲーム感を取り戻すための試合練習を行いつ つ、アルバム製作のプロモーション活動を行うという。