オースチン・クローシェアの巨額の契約の価値があるのかどうかは しばしば話題になる。 今年は8.9ミリオン。 ジャーメインに続いてチーム2番目のサラリーである。 99ー20年シーズンに平均10点6Rの活躍で彼はこの巨額契約を得た。 2000年のファイナルでは素晴らしい活躍をし、平均24分15点6R。 1997年12位指名でインディアナ入り。 彼と彼の奥さんは毎年サンクスギヴィングにおいて貧困層の人達のために ディナーを用意したり、地元にも密着している。 2000年のファイナル時のメンバーで、唯一残っている選手でもある。 (デイル・デイビスは戻ってきたが) 2001年シーズンこそそこそこの活躍をしたが、それ以降はローテー ションを外れることが多くなった。 去年こそあの事件により、多くのプレータイムを得、活躍したが、それ まではほとんど彼が満足するようなプレータイムは与えられることな く、今に至る。 昨年の活躍がプレータイムを与えれば、ある程度の貢献ができることを 示したが、それだけでなく、たった6人でのプレーを強いられたとき、 彼はリーダーとしての貢献をしていたともいえる。 選手達が怪我やサスペンドから復帰するとともに、彼はまたローテー ションから外れることになったが。 この夏、サラリーキャップ軽減のための新ルールで、クローシェアは ひょっとするとインディアナから放出されるかもしれない。 彼の高額のサラリーのために放出できないが故に、もし彼を放出すると すれば、そのルールを適用しての解雇になるだろう。 ただインディアナがクローシェアを放出するのは間違いであろう。 彼のハートと決断力は、インディアナに必要とするものである。 また彼のサイズでのシュートレンジの広さは、なかなか見つからない だろう。 ジェイムス・ジョーンズ、そしてデイル・デイビスのキープが難しい 2006年、彼には多くのプレータイムが与えられるだろう。 彼の3P能力はインディアナに絶対的に必要とするものである。 過去数シーズン、インディアナは3Pに苦しんでいた。 レジー・ミラーがいたにも関わらず。 ラリーバードは常にクローシェアを助けてきた。 そして再びクローシェアをチームに残しておくべきときである。 いうまでもなく9ミリオンの価値はない選手である。 しかし、彼を放出してもサラリーキャップが空く訳ではない。 彼はチームの組織に貢献しているし、チャンスを与えれば、活躍できる 選手である。 オースチン・クローシェアはインディアナにとって重要な選手である。 彼にはインディアナが必要とする個性とガッツがあるのだ。 クローシェアをインディアナに残してくれ。