○アーテストはもういい? ロン・アーテストはとりあえず今はチーム に戻ってきていない。 この後はわからない。 とりあえず、カーライルから逃げ、もっと いい成績が残せる他のどこかのチームで 新しいスタートを切りたいという。 もう彼をトレードするしかないだろう。 いまこそ。 以前から切り離すべき存在だったアーテ ストだが、これ以上インディアナの神聖 なユニフォームを着てもらいたくない。 スター紙のマイク・ウェルズに移籍したい といった以上、インディアナは彼を早く 切り離すべきである。 またしてもシーズンをぶち壊す前に。 バードやウォルシュがこのままなにもしな いならば、職場放棄しているとしていると いっても過言でない。 もしまたアーテストが戻ることを認める ならば、カーライルにどういう説明を するのだろうか。 アーテストはなにを言っても許されると いうことになるのだろうか。 もし今後1週間、まだアーテストがイン ディアナに籍を残しているというのなら ば、カーライルは出て行くぐらいのつもり があってしかるべきだろう。 他の選手達にはなんと説明するのだろうか。 自己のスタッツよりもタイトルを取ること を優先しようとしている選手達に。 もしインディアナのフロント陣が曖昧な 対応でなかったというならば、いまこそ 明白にすべきである。 もう彼には希望がない。 試合では素晴らしい選手だが、つまると ころ、自分勝手に色々言いたい放題のチ ームを壊しかねない選手であるのだ。 なにがチームのために自分のスタッツを 犠牲にするだ。 3ヶ月も続かないではないか。 彼曰く、コービーやレブロン、アリーナス のようなプレーをしたいらしい。 「自分の潜在能力を最大限に生かせる」と のたまっている。 「本当のロンを見せたい」と。 彼を待ち続け、我慢し続けたチームの ことを省みず。 笑わないで欲しいが、彼曰く、「他のチ ームでも自分をインディアナのみんなの ように扱ってくれるかわからない」 「インディアナは俺がいないほうがいい チームになると思う」という。 これがチームに対する彼なりの感謝の示し 方らしい。 ありがとう、アーテスト。 やっと厄介払いできるよ。 前にもストヤコビッチとのトレードの 話があったのに・・・ まぁ、今でも彼らは低迷していることを 鑑みると、チャンスはあるかもしれない。 しかし、そんなことはどうでもいい。 彼と同様の価値があるかどうかではない。 ストヤコビッチがトレードされるかどうか ではない。 とにかく彼を放出する必要がある。 みんな以前からわかっていたはずである。 時限爆弾であることは。 NBAのトップクラスの人間たちが いまだに動きをみせない。 バード、ウォルシュ、カーライル。。。 彼らは幻想をずっと信じていた。 アーテストが品行方正になり、素晴らしい 選手に変わるかもしれないという幻想を。 いま、インディアナは自分たちのミスの 代金を支払う時が来ている。 既に価値が落ちているが、それでもトレ ードを強いられることになっている。 でも、文句をいうことはできない。 文句をいう権利はない。 ずっと放置してきたのだから。 今、インディアナは全てを清算するとき がきている。