インディアナのルーキーオールスター 出場者はともに成熟している。 ルーキーとして、型破りな2人で あり、かなり成熟している。 もちろん、ルーキーと成熟という 言葉はその2つの言葉は相対的 であるが。 ヤシケビシャスは1998年に メリーランド大学を卒業し、 欧州で成長した。 定義上では新人だが、インディアナ のロースターでは3番目の年配選手 になる。 グレンジャーは大学を卒業していて、 年齢以上に成熟した選手である。 オールスターブレイクの段階で それぞれの選手について考えてみたい □グレンジャー 3回以上のダブルダブルをしている 7人のルーキーの1人である。 グレンジャーは色々な役割を要求 された分、NBAへの適応は若干 遅れたであろう。 チームメートの怪我やアーテスト問題 は、彼にSFとPFの2つのポジシ ョンを要求した。 14試合でスターター、31試合で リザーブスタート。 しかし、インディアナで最も安定 して貢献した選手でもある。 1月初旬に5試合連続二桁得点を 重ね、1月27日には21点14R とクリーブランド相手に1人気を 吐いた。 強力な守備とリバウンド、そして チーム2位のブロックショット力 を持ち、攻撃で貢献できない時も 貢献できる能力があることをしめ している。 シーズン序盤には、グレンジャーも 苦しんだ。 ☆グレンジャー 「序盤に試合のスピードについて いけなかった」 「いまはよくなったけどね」 「10分で、死にそうなぐらいだっ た」 「大学時代はチームがフルコート プレスとしても、35秒のショット クロックがあった」 「でも、NBAはそうじゃない」 「まったく違ったんだ」 ○ルーキーチャレンジについて 「とても興奮しているよ」 「みんなと一緒にプレーできること を嬉しく思う」 「オールスターは重要じゃない唯一 の試合といえる」 「ミスしても怒られないしね」 「楽しくプレーできると思う」 ☆ウォルシュ 「彼がやるべきことは明快だ」 「より素早い動きをつけて欲しい」 「シュートも強化する必要がある だろう」 「彼はすでに守備面では素晴らしいし リバウンドも優れている」 「才能豊かな将来性溢れる選手だよ」 □ヤシケビシャス すでにインディアナの3Pのルーキー レコードホルダーである。 レジーは61、パーソンは49で ある。 ミラーはNBAのルーキーレコード 記録を87−88年シーズンに破っ た。 その前はラリー・バードである。 デニス・スコットが90−91年の 125で記録保持者である。 最近、シュートスランプであるが、 NBA10位のFT8割8分3厘と、 インディアナ2位の3P3割8分6厘 またジャクソンとともに、全試合 出場選手であり、14試合でスター ターを務めた。 イスラエルのスター選手だったが、 リザーブスタートであることに 意を介さない。 しかし、SGとしてやや苦しみ、 PGとしてプレーするとより 得点を稼げている。 最初は49本中25本の3Pを沈め ていたが、最近の8試合で32本中 8本しか決めていない。 疲労というよりも、不調といった 感じである。 ☆ヤシケビシャス 「欧州時代にこんなに速いプレーを 要求されていなかった」 「試合に負けた後、次の試合には そのことを忘れた方がいいんだけど、 そういった心の切替も上手くいかな かった」 感情の起伏が激しいので、敗因に ついて悩んでしまった」 ○ルーキーチャレンジについて 「オールスター戦は楽しい」 「どんなものかわからないけど、 年配ルーキーだからちょっと不思議な 感覚だよ」 「積極的にプレーしたいね」 ○ウォルシュの目 「サルナスはプレーの仕方を理解して いる」 「今の段階では十分の働きをしてくれ ている」 「シュートはきっと元に戻るだろうし 、1試合で8本の3Pなんてことも 期待している」 「彼ならそんなプレーもできるんだ」