○誰とでも、どこでもプレーできる男 去年のNBAドラフトにおいて、多くの人々は、ダニー・グレンジャーがエアカナダセンターで トロントのためにプレーすることになるだろうと考えていた。 しかし、トロントはヴィラヌエバを指名し、そしてインディアナがグレンジャーを獲得した。 ヴィラヌエバは現在13点6R。 一方でグレンジャーは8点5R。 先週のニューヨーク戦でグレンジャーはたった4分のプレーに終わった。 カーライルはクローシェアの復帰でグレンジャーのプレータイムは減る だろうとコメントしていた。 しかし、そうではなかった。 すぐにフォスターが腰痛で消え、グレンジャーにまたチャンスがめぐってきた。 インディアナの最近の低調の成績の中で、グレンジャーの活躍はファンの不満を 少し和らげるものである。 ☆カーライル 「彼は色々な意味で希望の存在である」 「彼の守備能力は非常に重要なものになっているし、経験を積み、よりフィジカルを 高めていけば、近い将来で期待できるだろう」 カーライルがクローシェアを起用する発言から、グレンジャーは発奮し、先日の シャーロット戦など3試合で11点8Rと気をはいた。 グレンジャーのハッスルプレーは随所に目立つ。 特に代表的なプレーはシャーロット戦でジャーメインがシュートミスした後、オフェンス リバウンドを獲得し、アンソニー・ジョンソンのラストショットにつなげたプレーである (ちなみにブザービーターは決まらず) グレンジャーのトロントでのワークアウトは印象的なものだったと報道された。 インディアナにとって、10位以上も順位を落としてきたのは意外としかいいよう がなかった。 もちろん、大学時代の膝の怪我というものは理解していたが。 ☆ジョンソン 「グレンジャーには驚かされるよね」 「最初にできないことがあったとしても、すぐに上手くこなせるんだ」 「ショーン・マリオンの横においておかなくても、彼は色々な選手を上手くプレー させる能力があるんだ」 彼はSFが一番あっているように思える。 しかし、インディアナにはページャがいる。 たぶんFAになるだろうが。 彼は主にPFでプレーしてきたが、やはりややサイズ不足である。 SGも1度プレーしたし、あらゆるポジションの選手についた経験を持つ。 ☆グレンジャー 「試合に勝てばそれでいいよ」 「俺がどんなプレーをしていようがね」 ☆カーライル 「彼はなんでもこなすことができる」 「求めるプレーを全てこなせる選手なんだ」 「彼については、誰と組ませるかとか全然心配する必要がないね」